Tape Storage

これからの映像データは100倍に増加する?!

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データは増加し続ける?

改めて、家の中のストレージを探してみると、意外に沢山あることに気が付きます。PCのハードディスクやSSDを筆頭に、テレビに接続されるUSB HDD、その横のDVDレコーダー(HDD内蔵)、タブレットやスマホ、ビデオカメラ、棚の上にはDVD-RやBD-Rディスク、引き出しの中には沢山のUSBメモリーやSDカードなどなど。その中を占めているのは写真やビデオファイルです。ボタン操作ひとつであっという間に大量のデータを生成するマルチメディア機器。家庭の総ストレージ量を合計すると数TBが当たり前になっていたりします。

街の家電量販店にいくと、4Kテレビが人気ですし、スマホでも4K動画撮影が出来る時代です。2018年内には4Kと8Kの実用放送が開始されると報道されています。放送現場を覗いてみると、放送用4K映像ファイルの大きさは現在放送されている放送用ハイビジョンファイルの12倍になっていることが分かります。さらにこれが8Kになると100倍になるとも言われています。高精彩・高フレームレート、高輝度レンジなど、さまざまな技術要素が取り入れられた結果なのですが、一旦この仕様が普通のことになると、マルチメディア系のストレージ消費量も一気に増加することが予想されます。

ストレージ膨張でインフラ破綻?

ストレージ消費量だけ見ても、いきなり100倍になると様々な課題が出てきます。まずはストレージ容量を100倍に拡張することから始まるわけですが、話は単純ではないようです。サーバールームにあるストレージ・システムを思い浮かべてください。ディスク・ストレージによって構成されるファイルサーバー・システム。アクセス性能の異なるディスク・ストレージを組み合わせて階層ストレージ管理を行っているかもしれません。これを100倍のストレージ容量に拡張することは現実的でしょうか。そもそも個々のファイルサイズが100倍になるという前提で考えれば、100倍のストレージ容量に加えて、データ転送帯域も100倍になることも想定する必要がありそうです。そして、ハードディスクの数が100倍になれば故障発生件数も単純に100倍になるでしょうし、復旧までの のべ時間も100倍になるかもしれません。また、データ・バックアップを計画するのであれば、対象データ量も100倍になります。これら沢山のイベントやデータ管理を処理する管理サーバー数も何倍必要になるか分かりません。大雑把に考えても、今までのストレージ・システムの単純な拡張では対応が困難なことが予測されます。では、どうしたらよいのでしょうか。

次の記事『100倍のデータ量に対応するための新たな視点』で、この難題を解決するための新たな視点(考え方)について考察してみたいと思います。

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