IBM Storage

ストレージ管理に関するスマートな関係

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2018年5月、IBMはAIを活用したストレージ環境の評価、クラウドベースのストレージ管理、サポート・プラットフォームといった機能を提供する「IBM Storage Insights」を発表しました。IBM Storage Insightsには、様々な革新的な機能が含まれていますが、重要なポイントは、お客様のストレージ管理に関して、IBMとのスマートな関係を構築する機会が提供されることです。

IBM Storage Insightsは、IBMのSoftware Defined Storageの製品ファミリーであるIBM Spectrum Storageに含まれる製品の1つです。[1]IBM Storage Insightsは、お客様の経験とIBMとの関係を強化する設計であり、IBMストレージをご利用されるお客様に、次に挙げる機能を提供します。

  • IBMブロック・ストレージの状態を一目で確認できる単一のダッシュボード
  • ストレージ容量や性能のトレンド情報に基づく意思決定を行ない、アプリケーション性能の向上やコスト削減に貢献
  • IBMのベスト・プラクティスに沿ったストレージ構成を実現するストレージの健康状態の情報
  • IBMのスペシャリストによるストレージ構成の最適化と、障害の事前予防
  • IBMサポート・チケットのオープンや表示、診断データの自動アップロード機能
  • 問題の解決に役立つ詳細な構成データ

IBM Storage Insightsは、IBMブロック・ストレージをご利用されるお客様に、IBM Cloudの無償サービスとして提供されます。IBM Storage Insightsのソフトウェア保守費用は不要です。より詳細な情報、長期間の履歴、部門毎のレポート作成などの追加機能が必要な場合は、アップグレード版サブスクリプションであるIBM Storage Insights Pro(有償)をご利用いただけます。

「Evaluator Groupは、ストレージ装置のテレメトリ・データやSaaSによる分析を利用することによる技術的な利点により、将来のストレージの管理方法が変わると考えています」とEvaluator Groupのシニアストラテジスト&アナリストRandy Kernsは述べています。 「IBM Storage Insightsは、ストレージの回復力を向上させるための分析機能を提供し、必要なストレージ資源の管理情報を提供します。企業がストレージ管理業務を簡素化および改善したいのであれば、IBM Storage Insightsを活用すべきです」。

今日、洗練された購入者は単に「製品」を購入するだけではありません。彼らは成功するためのソリューション、テクノロジー、ツールの提供者と信頼関係を築きたいと考えています。場合によっては、この関係が特定のベンダーから商品やサービスを購入する主な理由になります。IBMは、IBM Storage Insightsを提供することで、ストレージ・ソリューションの提供から迅速なカスタマー・サポートに至るまで、IBMストレージをご利用されるお客様との緊密な関係の構築を可能にしました。

Micro StrategiesのPlatform Services GroupディレクターChris Avetaは次のように述べています。「クラウドサービスとして提供され、オンサイトの実装はありません。IBM Storage Insightsの展開はほんの10分ほどで完了し、すべてのストレージ装置から性能や構成のメタデータの収集を開始します。IBM Storage Insightsはストレージの容量や性能を監視し、ユーザーが定義した制限値に達すると警告が表示されます。ダッシュボードには、現在のストレージ状態をグラフィックス、トレンド、統計として表示されます。ダッシュボードで、アプリケーションや部門毎に容量をチェックできる機能は、運用を驚くほど簡単にします」。

IBM Storage Insightsは、単に構成や性能データを収集するシステムではなく、IBMサポート・プロフェッショナルによって収集および分析される、膨大なストレージ・システム情報も提供されます。さらにIBM WatsonやIBMリサーチの分析ツールを使ってストレージ環境全体を評価し、IBMのベスト・プラクティスを適用することで、性能や可用性を最大限に高めます。また、システムの関連情報を確認して、問題が発生する前に潜在的なストレージ・システムの問題を警告します。

データ・セキュリティーは、当初からIBM Storage Insightsにとって重要な目標でした。通信は一方向のみで、HTTPS経由でIBM Cloudにセキュアに保護されています。IBM Cloud上では、独自のデータ・ストアでAES 256ビット暗号化を使用してメタデータを分離・保護します。こうして、匿名化された顧客メタデータの「データレイク」が作成され、そこからIBMのベスト・プラクティスが導き出されます。なお、プラットフォームとしてのIBM Cloudは、ISO / IEC 27001情報セキュリティ管理標準の認定を受けています。

IBM Storage Insightsは、ストレージ環境の可視性、洞察力、制御力を発揮し、コストを削減しながらアプリケーションやワークロードのSLAを向上させるとともに、テクノロジー提供者とのより強固で緊密な関係を構築できるように設計されています。IBM Storage Insightsが提供する機能を活用することで、企業はビジネスにとって重要なことに全神経を注ぐことができます。

[1] IDC Worldwide Storage Software and Cloud Services QView, 4Q17 (8 March 2018). Dell Inc. and IBM were statistically tied in worldwide storage software market share due to a difference of one percent or less in the share of revenue for calendar 2017.

*本記事は、Creating a new, smarter relationshipの抄訳です。


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