IBM Storage

破壊者になるためのオールフラッシュ

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業界の常識をぶち破り、革新的なアイデアで急成長を遂げる新興企業が「破壊者」と呼ばれるようになって久しく経ちます。破壊者は、その業界のビジネス環境に急速な変化を引き起こし、注目を集めてきました。しかし、企業はこうした破壊者の動きを、ただ恐れて見ている必要はありません。

世界中から40,000名、日本からも500名を超える皆様に参加いただいたIBMのグローバルなイベント「Think 2018」においても、IBM CEOジニー・ロメッティは次のように語っています。

“データを活⽤することで、ビジネスや社会に指数関数的な変化を起こせます。AIで学習する機会と人がともに働くことで、「勝ち組負け組」という単純な社会ではなく、誰もが破壊者(勝者)になり得る社会を実現できます”

その背景にあるのは、次々と沸き起こるデジタル・テクノロジーの変革にあります。従来と比較して、企業は自らのビジネスに関わるデータを膨大かつ安価に生み出すことができるようになりました。こうした新たな天然資源をビジネスに役立つ形で最大限に使いこなすためには、「データ」と、価値を創造する「アルゴリズム(ソフトウェア)」、それらを支える「ITインフラストラクチャー(ハードウェア)」のバランスが重要です。

データが行き交うITインフラストラクチャーは、データを経済的に蓄積するだけでなく、データを自由自在に操る必要があります。ITインフラストラクチャーは、長年にわたり継続的なスピードアップを実現してきましたが、その大部分は、ムーアの法則に基づく中央処理装置(CPU)の進化によるものです。最近では、グラフィック処理ユニット(GPU)と直接接続して、計算処理能力を大幅に高めています。

一方、データを蓄積するハードディスク・ドライブ(HDD)のスピードは、過去10数年、プロセッサーの進化と比べて足並みの揃ったものではありませんでした。今後も容量の拡大は見込めるものの、スピードの観点では既に限界を迎えているのです。そこに救世主のごとく登場したのが、オールフラッシュです。数年前から徐々に使われ始めたオールフラッシュは、その圧倒的なスピードを武器に、今やHDDが60年にわたり務めたストレージの主役の座を脅かす存在になっています。

導入期から成長期へと移行するオールフラッシュ

このオールフラッシュ、各種メディアが「2016年はオールフラッシュ元年」と勢いよく囃し立ててから丸2年が経過しました。IBMは市場を立ち上げようと2013年から積極的な投資を続けてきたわけですが、この2年間で各ベンダーからの製品が充実し、オールフラッシュを導入もしくは検討している企業が倍増した印象です。

一般的に新しい製品や技術は「普及率16%」を超えると一気に採用が拡大するとされていますが、マーケティング・コンサルタントのジェフリー・A・ムーア氏は、そこには大きな溝があると提唱しました(キャズム理論)。新しい技術を積極的に取り組もうとする導入期の採用企業と、安定・安心をより重視する成長期の採用企業とでは求めるものが異なるので、この普及率16%の溝を超えるのは容易ではないと言うのです。では、オールフラッシュは一時的な流行で終わるのでしょうか?

IBMのオールフラッシュ・ストレージ製品ファミリー

国内シェアを見てみると、2015年当時、日本の外付けストレージ市場におけるオールフラッシュの割合は5%にも満たないものでした。そこからわずか2年後の2017年には、外付けストレージ全体の20%に迫るほど勢力を拡大し、一気に16%の溝を超えてきました。今後も継続的に拡大するとの予測から、「フラッシュ・ファースト」の本格化とともに、オールフラッシュが、将来、ストレージの主役になるのは疑いようもないでしょう。

各ベンダーも企業の様々なニーズに応えられるようオールフラッシュの品揃えを増やす傾向にあり、HDDの時よりも多様な選択肢から使用する製品を選定できる状況にあります。

従来から採用しているベンダーの枠に捉われることなく、オールフラッシュ製品の特徴や実績をよく確かめ、どの製品が自社のニーズを最も満たすのかを、慎重に見極める必要がでてきたと言えるでしょう。

国内オールフラッシュ市場を牽引するIBM

IBMでは、2013年の市場参入以来、数多くのお客様とのプロジェクトを経験し、急速に立ち上がる国内オールフラッシュ・ストレージ市場において5年連続シェアNo.1(2013年〜2017年)を獲得いたしました。多くのお客様にご採用いただいた結果ですが、お客様との豊富な経験こそが、ニーズに応じた新製品や新機能の開発や、導入効果の正確な事前予測、最適なストレージ基盤の提案を可能にしています。

国内のお客様がIBMオールフラッシュを選ぶ理由

  1. 用途に応じて選択できる豊富な製品ポートフォリオ
  2. 他社では困難な圧倒的パフォーマンスの実現
  3. 国内における豊富な導入実績/採用事例

現在、IBMでは、クラウド基盤やストレージ仮想化基盤、ビッグデータ基盤、ミッション・クリティカル基盤など、ニーズに応じて幅広い製品をご提供しています。また、一般的なSSD搭載製品だけでなく、フラッシュ・チップ・ベンダーとの緊密な連携により独自に設計/開発を行なった製品も提供しており、SSDよりも高効率かつ高性能をお求めのお客様にご採用いただいています。

上述したように、すでにオールフラッシュは成長期へと突入し、安心してオールフラッシュのメリットを享受できる状況になっています。移行は早ければ早いほど、オールフラッシュ導入によるメリットも大きくなります。勝者を目指してオールフラッシュへの移行を検討してみてはいかがでしょうか。

オールフラッシュのお客様導入事例


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