IBM Storage

IBM Elastic Storage System 3500を発表

記事をシェアする:

AIは、急速にビジネスや社会に導入され活用されています[1]。AIを活用することにより、企業はより優れた意思決定を行い、中核となるビジネス・プロセスを改善することができます[2]AIパイプラインの始まりはデータであり、有益な効果を得るためには、より多くのデータが継続的に必要となります[3]。しかし、より多くのデータを継続的に活用していくためには、多くの課題が伴い、IA(Information Architecture)なくしてAIは存在しないことが分かってきています。データに関する困難な課題や障壁を解決し、スピードアップを図るにはイノベーションが必要です。お客様は、データのサイロ化、複雑なインフラ環境、データ・モビリティー、アプリケーション性能、フォークリフト・アップグレードの継続的な推進といった課題を抱えています。

IBMが目指すべきところは、これらの課題を取り除き、以下のようなプラットフォームを作ることです。

  • 複数のデータ・インターフェースに対応する性能
  • サイロ化を排除したデータ接続
  • 全データを管理するためのデータ自動化
  • セキュアな接続やデータ・リソースを実現するデータ・セキュリティー

このような背景から、IBMはストレージ製品において、グローバル・データ・プラットフォームを設計してきました。このプラットフォームは、コア・データ・サービスの集合体で構成され、データに関する課題を取り除き、お客様のアプリケーション要件を解決できるようにします。データを中断することなく簡単にアップグレードでき、GUIやAPIアクセスで簡単に使用できる、統合データ・サービスの集合体として設計され、IBM Spectrum® Scale ソフトウェアの各デプロイメントに含まれています。

IBMグローバル・データ・プラットフォームでお客様が得られる価値の詳細については、Forrester’s The Total Economic Impact™ Of IBM Spectrum® Scaleをご覧ください。

グローバル・データ・プラットフォームの機能は、1998年にIBM Global Parallel File System (GPFS™)として開始し、23年以上の長い歴史があります。 4000社以上のお客様にご利用いただき、ソフトウェア・デファインド・プラットフォームであるIBM Spectrum Scaleと、シンプルに導入可能なIBM Elastic Storage® System(ESS)、両方を提供するまでに成長しました。

そして、5月17日(US時間)、IBM Spectrum ScaleおよびIBM Elastic Storage Systemにとって、重要な節目となるIBM Elastic Storage System® 3500 (ESS 3500)を発表しました。 IBM ESS 製品ファミリーに新たに追加されたこの素晴らしい製品は、5月20日から出荷開始となります。

IBM ESS 3500は、IBM Spectrum Scaleソフトウェアを搭載し、容易な導入と拡張性を強化しました。アプリケーションを高速に並列処理する機能を備えたESS 3500は、AI、機械学習、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)などの分析ワークロードだけでなく、データ要件が増大するクリティカルなアプリケーションや、ハイブリッドクラウド・アプリケーション、データレイクなどのワークロードにも適しています。また、ESS 3500は以下の特長があります。

  • 1ノードあたり2Uの筐体サイズ
  • 3.84, 7.68, 15.36 TB NVMe フラッシュ・ドライブ
  • 12ドライブから24ドライブへのスケールアップ
  • 46TBから最大633YB(クラスターあたり)までの拡張性
  • AMD 7642プロセッサー(前モデルと比較し12%パフォーマンス向上)
  • 4 x 16 PCIe Gen4 アダプター・スロット
  • 2つの統合ネットワーク・ポート
  • 将来のサポートに向けた拡張性:2000W 電源
  • AIワークロードの性能改善
  • 発熱量を抑えるために合理化された設計
  • 容易な保守
  • エッジ、コア、クラウドなどの特定の場所からファイルやオブジェクト・データにアクセス可能
  • 各拠点にあるデータを連携することで、容量を削減
  • 複数のデータ・セキュリティー・サービスによりデータ資産を保護

IBM ESS 3500は、すでに200PBを超えるNVMeフラッシュ容量をお客様から受注しています。 お客様は、このシステムを数時間で既存の環境に接続し、グローバル・データ・プラットフォームが実現できることのメリットを実感し始めるでしょう。
IBM ESS 3500の詳細は、IBM ESS製品ページでご確認ください。


[1] Dealing with the AI data dilemma
[2] Why is AI important
[3] Artificial Intelligence and Machine Learning, リンカーン研究所


本記事は「New IBM Storage Solution: A Global Data Platform Architected to Break AI and Performance Barriers(written by David Wohlford)」を抄訳し、一部編集したものです。


More IBM Storage stories

製品仕様およびエネルギー消費効率:IBM FlashSystem 5035、IBM FlashSystem 5015

IBMのストレージ製品であるIBM FlashSystem 5035およびIBM FlashSystem 5015の製品仕様(含む、エネルギー消費効率)を紹介します。エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により […]

さらに読む

製品仕様およびエネルギー消費効率:IBM FlashSystem 5200

IBMのストレージ製品であるIBM FlashSystem 5200の製品仕様(含む、エネルギー消費効率)を紹介します。エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定した消費電力を、省エネ法で定める記憶容量で […]

さらに読む

製品仕様およびエネルギー消費効率:IBM FlashSystem 7200、IBM FlashSystem 7300

IBMのストレージ製品であるIBM FlashSystem 7200およびIBM FlashSystem 7300の製品仕様(含む、エネルギー消費効率)を紹介します。エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により […]

さらに読む