テクノロジー・サポート・サービス

テクノロジー・サポートの視点(4)

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渡辺 公成
日本IBM グローバル・テクノロジー・サービス事業本部 テクノロジー・サポート・サービス事業統括 執行役員
1986年IBM入社。経営企画、ソフトウェア事業本部、クラウド事業本部を経て2017年5月より現職。


世界中のITリーダーにとって、「ITの複雑さ」がいまや最大の課題に。

昨今、クラウドやIoTをはじめ、IT環境はますます複雑化・多様化しています。弊社がグローバルのITリーダーを対象に実施した調査によると、9割以上の企業が3種類以上のカテゴリーのプラットフォームやデバイスを使用していることがわかりました。さらに過半数の企業が6社以上のマルチ・ベンダーを活用していることもわかりました。そして1/3以上の企業が、数あるIT課題の中で、IT環境の複雑さを最大の課題としてあげていることがわかりました。ほかにも、30% 近くの IT リーダーはリソースや予算の不足などを課題として挙げています。(出典:IBMホワイトペーパー「テクノロジー・サポートをリードする – 先を行くトップリーダー企業の姿とは」(PDF,662KB))

IT環境が複雑さが増す中、多くの企業が自社のマルチベンダーIT環境を最適にサポートすることが困難になり、問題が起きてから対処するいわば「後手」での対応を余儀なくされていることは、驚くことではないかもしれません。しかし、このようにますます困難さが増す状況にもかかわらず、好業績を達成しているトップ・リーダー企業は、戦略的にテクノロジー・サポート・サービスの活用を通じてビジネス上の優位性を得ようとしていることも、この調査からわかっています。

2020年には、大企業の50%が全社的IT基盤としてパブリック・クラウドを採用する時代になる。その時までに日本のITリーダーが準備すべきこととは。

しかしながら、企業がその競争力を維持するために、複雑化する既存のIT環境の運用を効率化しただけでは安心できない時代が、すぐそこまでやってきています。最近、発表された「ITR注目トレンド2018(注*1)」において、2020年までに日本の大企業の50%が全社的IT基盤としてIaaS/PaaS等のパブリック・クラウドを採用することが予測されており、さらに2020年までに大企業の30%がハイブリッド・クラウド環境を構築すると予測されています。(注*1:出典   ITR 注目トレンド2018  2017年10月)

クラウドの活用が年々広がっていく時代にあって、日本のITリーダーは、既存のITプラットフォームとともに、クラウドを適材適所でハイブリッドに活用する「攻め」の戦略を策定し、来るべきクラウド本格化時代への準備をしておく必要があります。そのためにも、既存のマルチベンダーIT環境の運用にかかるコストやワークロードをできるだけ最適化・効率化し、戦略的にクラウド化時代への攻めの投資力・対応余力をつけることが求められるといえます。

IBMのテクノロジー・サポート・サービスは、「守り」のITを最適に支援することにより、お客様の「攻め」のITへの躍進を支援します。

IBMのテクノロジー・サポート・サービスは、お客様ファーストをモットーに、常に先進のビジョンをもって、戦略的な視点からお客様のますます複雑化・多様化するIT環境を一元サポート。お客様のIT運用保守を簡素化・最適化するとともに、お客様がより重要なビジネスの推進や、攻めのIT戦略の実現に専念でき、ビジネス目標を達成するお手伝いをしています。80年以上にわたる長年の経験と実績をベースに、お客様の「守り」のIT戦略を、コストを削減しながら最適かつ効率的にご支援。企業が攻めのITすなわちハイブリッド・クラウドへの道に早期に進むためのご支援をします。

さらに、IBMのテクノロジー・サポート・サービスは、お客様のご要望とテクノロジーの進化に合わせて、常に自らも進化を続けています。最近では、さらなる運用の高度化を目指し、IBM Watsonに代表されるコグニティブ技術や、AR(拡張現実)などの技術も活用し、より高いレベルの品質のテクノロジー・サポートを提供できるような取り組みを、積極的に業務にも取り入れています。これまでも長きに渡り進化を続けてきたテクノロジー・サポート・サービスは、これからも進化を続けてまいります。

マルチベンダー・サポートならIBM。多くの実績と経験で、お客様のIT環境の安心安全な運用をサポートします。

日々進化・多様化・複雑化するIT環境。その中で、IT部門の視点、事業部の視点、会社全体の視点。私どもは、それぞれに最も効率的・効果的で高品質なテクノロジー・サポートをご提供し、お客様のさらなるビジネス成長を支えるために、常にお客様ファーストでマルチベンダー・サポートに取り組んでいます。
もし、マルチベンダーIT環境の運用保守で何かお困りでしたら、ぜひ私どもにご連絡いただければ幸いです。

なお次回は、IBMのテクノロジー・サポート・サービスのこれからについてご紹介します。どうぞご期待ください。

 

テクノロジー・サポート・サービスについて詳しくはこちらをご覧ください。

テクノロジー・サポートの視点 シリーズバックナンバー

第2章 第1回:
「攻め」と「守り」。ハイブリッドで実現することが、DX実現の鍵…
第2章 第2回:
DXの時代だからこそ、求められる「守り」の刷新 – さらなる「攻め」を実現するために…
第2章 第3回:
DXはゴールではない。生き残りをかけて取り組むDXをITリーダーはどのように推進すべきか…
第2章 第4回:
IDCが最近グローバルでお客様に実施したHW保守に関する調査でIBMが2回連続 総合首位に…
第2章第5回:
真のDX実現のため、ITリーダーは攻めと守りの二刀流をいかに推進すべきなのか…
第2章第6回:
IDCが最近実施したグローバルのサポート・サービスに関する調査でIBMがリーダーに…
第2章第7回:
すべての企業がIT企業として変革するDX時代に、新たにIT部門に求められる…

第1回:
日本IBMは創立80周年。テクノロジー・サポート・サービスはIBMの中でも最も長い歴史を誇っています…
第2回:
日本IBMのテクノロジー・サポート・サービスは創業以来多くのお客様にご利用いただいています…
第3回:
日本IBMのテクノロジー・サポート・サービスは、日々是研鑽に力を注いでいます…
第4回:
世界中のITリーダーにとって、「ITの複雑さ」がいまや最大の課題に…
第5回:
「攻めのIT」実現に向けて- IT部門にとっての役割とは…

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