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クラウド・コンピューティングのよくある使用例 – トップ 7

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この投稿は、2020年7月20日に、米国 IBM Cloud Blog に掲載されたブログ(英語)の抄訳です。

ビジネス目標を達成するためのクラウド・コンピューティングの有効な活用方法とは?

クラウド・コンピューティングは、コスト削減、柔軟性の向上、リソースの最適利用など、企業の競争力の向上に貢献していると評価されています。ここでは、ビジネス目標を達成するためにクラウド・コンピューティングが利用されている状況をいくつか紹介します。

 

1. IaaSとPaaS

IaaS( Infrastructure-as-a-Service ) は、基本的なコンピュート、ネットワーク、ストレージのリソースを、オンデマンドで、インターネット経由で、従量課金制で利用者に提供します。ITインフラの取得、管理、維持のための投資コストの節減を考えている企業にとって、既存のインフラを従量課金で利用することは、当然の選択であると思われます。

PaaS (Platform-as-a-Service) は、アプリケーションの開発、実行、管理のための完全なプラットフォーム(ハードウェア、ソフトウェア、インフラストラクチャー)を提供します。企業は、IaaSと同じ理由でPaaSを利用する場合もありますが、同時にアプリケーションを展開するためにすぐに使えるプラットフォームで開発のスピードを上げたいと考えている場合もあります。

 

2. ハイブリッド・クラウドとマルチクラウド

ハイブリッド・クラウドとは、企業のオンプレミスのプライベート・クラウド・サービスとサード・パーティーの提供するパブリック・クラウドを接続し、企業ののアプリケーションやワークロードを実行するための柔軟性の高い統合されたITインフラストラクチャー環境のことです。パブリック・クラウドとプライベート・クラウドのリソースを独自に組み合わせることで、アプリケーションやワークロードごとに最適なクラウドを選択し、状況の変化に応じて2つのクラウド間でワークロードを自由に移動させることができます。パブリック・クラウドとプライベート・クラウドを併用するよりも、技術的およびビジネス上の目的をより効果的かつコスト効率的に達成することができます。

ハイブリッド・クラウドについてより詳しいことは次の動画をご覧ください。

動画「ハイブリッド・クラウドの説明」(6分35秒,日本語字幕版)を見る:

マルチクラウドは、さらに一歩進んで、2つ以上の異なるクラウド・プロバイダーのクラウドを使用することです。これは、インフラストラクチャー、プラットフォーム、またはIaaS、PaaS、またはSaaSのいずれかの組み合わせになります。マルチクラウドでは、独自の要件に基づいてどのワークロードがどのクラウドに最も適しているかを決めることができ、ベンダーのロックインを回避することもできます。

さらに詳しいことは、分散クラウド vs. ハイブリッド・クラウド vs.マルチクラウド vs エッジ・コンピューティング (Part 1) をご覧ください。

 

3. テストと開発

クラウドを利用するための最適なシナリオの一つに、テスト環境と開発環境があります。これには予算を確保し、物理的な資産、多額の人員、時間をかけて環境を整える必要があります。次に、プラットフォームのインストールと設定が必要になります。これらの作業は、プロジェクトの完成までにかかる時間を延長し、マイルストーンを延ばすことになります。

クラウド・コンピューティングにより、お客様のニーズに合わせてカスタマイズされた環境がすぐに利用できるようになりました。これには、物理リソースと仮想リソースの自動プロビジョニングが含まれますが、これに限定されるものではありません。

 

4. ビッグ・データの分析

クラウド・コンピューティングを活用することで提供される側面の1つは、ビッグデータ・アナリティクスを利用して構造化データと非構造化データの両方の膨大な量のデータを利用し、ビジネス価値を引き出すというメリットを利用できることです。

小売業者やサプライヤーは、顧客の購買パターンから得られる情報を抽出して、広告やマーケティング・キャンペーンのターゲットを特定のセグメントに絞り込んでいます。ソーシャル・ネットワーキング・プラットフォームは、組織が意味のある情報を導き出すために使用している行動パターンに関する分析の基礎を提供しています。

 

5. クラウド・ストレージ

クラウドは、ファイルを保存し、任意のWeb対応のインターフェースからアクセス、保存、取得する機能を提供します。ウェブサービスのインターフェースは通常シンプルです。いつでもどこでも、高い可用性、スピード、スケーラビリティー、そしてセキュリティーを備えた環境が利用できます。このシナリオでは、企業は実際に利用したクラウド・ストレージの量だけ料金を支払うことになり、ストレージ・インフラを日々管理する心配がありません。

また、規制のコンプライアンス要件に応じて、オンプレミスでもオフプレミスでもデータを保存することができます。データは、お客様の仕様要件に基づいて、サードパーティーが提供する仮想ストレージ・プールに格納されます。

 

6. ディザスター・リカバリー

さらに、クラウドを利用することで得られるもう一つのメリットとして、ディザスター・リカバリー(DR)ソリューションの費用対効果があります。従来のDRサイトよりもはるかに低いコストで、さまざまな物理的な場所からの迅速な復旧を可能にすることができます。

 

7. データ・バックアップ

データのバックアップは、これまでは複雑で時間のかかる作業でした。リストア作業にも時間がかかり、誤動作やヒューマン・エラーが発生しやすいという問題がありました。

クラウド型バックアップは、万能ではありませんが、以前と比べ物にならないことは確かです。セキュリティーも可用性も容量も問題ないという安心感を持って、任意の場所にデータを自動で送信することができるようになりました。

一概には言えませんが、上記のようなクラウド・コンピューティングの利用法は、ITインフラの柔軟性を高めたり、ビッグ・データ分析やモバイル・コンピューティングを活用したりするための、クラウドを利用する動機付けになることは間違いありません。

 

IBMクラウドについて

いかがでしたでしょうか?

IBM は、データ、コンテナ、AI、IoT、ブロックチェーンをカバーする170以上の製品とサービスを備えたフル・スタックのクラウド・プラットフォームである、IBM Cloudをご提供しています。IBM Cloudや実際の利用例について詳しくは、こちらをご参照ください。


翻訳:IBM Cloud Blog Japan 編集部

*このブログは、2020/7/20に発行された“Top 7 Most Common Uses of Cloud Computing(英語)”の抄訳です。

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