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あなたの守りたいものは何ですか? ~今こそ事業継続を検討する時です~

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etsuko_saruyama私が解説します! | 猿山 悦子(さるやま えつこ)

日本IBM グローバル・テクノロジー・サービス
ポートフォリオ企画 システムズ&レジリエンシーサービス

クリスマスが近づき、街路のイルミネーションや、街に流れるBGMもクリスマスを意識させるものになってきました。
クリスマスという言葉を聴くと、皆さんはどんな言葉をイメージされるでしょう。
私は、大切な友人や家族と囲む食卓、恋人と過ごした特別な時間、サンタクロースを待ち焦がれていた子供の時の記憶、クリスマス・キャロル、特別なケーキ、そして、サーバールームで凍えながら問題判別に苦しんだ記憶(苦笑) などが次々に頭に浮かびます。
思い浮かべるものは人それぞれかと思いますが、何か1つ以上は皆さんにとっての大切な記憶に紐づいてらっしゃるのではないでしょうか。
そこで質問させてください。

「あなたの守りたいものは何ですか?」

家族、友人、趣味、今の生活水準 etc.回答する人の数だけ答えがあると思います。
次にもう1つ質問です。

「では、あなたにとって、その”守りたいもの“を守るための手段は何でしょう?」
※気軽に、そして自由に考えてみて下さい。

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正解は1つではありませんし、人によって、立場によって答えは違うと思いますが、筆者は1人のビジネス・パーソンとして「企業が継続して利益を創出すること」が、大切なものを守る手段だと思っています。企業が利益を出すことにより、経営者の方は従業員に給与を支払う事ができます。株主に利益を還元することができます。筆者を含む被雇用者の方は給与収入を得ることにより生活することができます。また、企業が税金を納めることにより、種々の行政サービスが提供・拡充されます。最近社会問題となっている「保育園」や「介護」についても、原資がなければサービス・インフラの整備・提供が出来ません。

その「継続して利益を創出する」為に、企業はインフラ、プロセス、組織、そして、取引先や顧客との信頼を築き上げ、その上で事業活動をしています。これら、事業を継続する為の根幹は、大地震のような広域災害はもちろんですが、土砂災害や水害、停電、そして、つい先日博多駅前で発生した道路陥没のような局所災害でも影響を受けます。
結果として事業活動が停止してしまい、今まで苦労して築き上げた“信頼”を失うだけでなく、風評被害に繋がるケースもあります。

事業活動が停止している期間も、固定費(例.人件費、税金等)の拠出は続きます。
停止期間中に、万一大切な取引先・顧客が他社に鞍替えしてしまったら?!
自社の事業が再開した時に、また戻ってきてくれる保障はどこにもありません。加えて、企業としての信頼を失うと、市場や銀行からの資金調達が困難になります。資金繰りの悪化、経営の破綻というケースも想定されるでしょう。

~今こそ事業継続を(再)検討する時です~

10月に (株)東京ビックサイト主催にて開催された、危機管理産業展(RISCON) にて、東日本大震災発生時に岩手県防災危機管理官として勤務されていた方の講演をききました(※)。将来起こる災害の規模は未知数ですが、その方は、「想定外の事態が発生しても、優先順位をつけて資源を配分し、緊急性・重要性ある活動に注力していく事」が重要であるとお話されていました。

皆さんがお勤めの、または経営されている企業では、準備状況はいかがでしょう?
□万一有事の際にシステムが停止してしまった際の被害想定をされていますか?
□システムが停止された際の計画(IT BCP)を策定されていますか?
□システムが損壊してしまった際の、対応策はとられていますか?また、定期的に有効性の確認(訓練等)をされていますか?

8月15日のBLOG記事でもご紹介しましたが、IBMは事業継続において必ず押さえるべき事項を7つの層表現したフレームワークとして提唱しています。これを用いて、例えば日本で関心が高い主要なリスクについて網羅的に影響を受ける箇所や、その可能性の大きさを整理すれば、お客様企業がどこで対策を立てるべきかを容易に可視化することができます。

図1:「7層フレームワークを活用した網羅性のある検討例」

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事業継続は始めなければ何も守れません。
始めていても、継続的に見直し・改善をはからなければ、有効な対策にはなりえません。

このBLOGのタイトルに興味を持ち、読んで下さっている意識の高い皆様、今こそそのときです。是非、以下のバナーをクリックし、無料の事業継続簡易診断をお申し込みください!

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~IBM iをご利用のお客様へ~

IBM レジリエンシー・サービスではお客様の代わりに災害対策システムを所有し提供するサービスを提供しています。特にIBM iのお客様に対しては、8月15日のBLOG記事の”IBMiの再生力を高める”セクションでもご紹介の通り、代替機を貸し出しするサービス等提供しております。ご興味あればぜひ弊社またはパートナー様の担当営業へお声おかけください。

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