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Pat the PureSystems Pureっし~

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IBM XCITE Spring 2014 のため5月に初来日した「Pat the PureSystems Pureっし~」。現在、9月12日(金)に開催が迫った IBM XCITE Autumn 2014 の準備のため、日本IBMの本社箱崎事業所で仕事をしています。IBM Software Japan の Facebook ページにたびたび登場しているので、「見かけた」方も多いかもしれません。

本日は、「Pat the PureSystems Pureっし~」という日本語名 命名の親である上野 亜紀子に、その誕生秘話を聞きました。

 

■ まずは自己紹介からお願いします

ソフトウェア事業本部 WebSphere 事業部でテクニカル・セールスを担当しています。

アプリケーションとシステム統合基盤系のテクノロジーを担う WebSphere ですが、大きな柱はWAS(IBM WebSphere Application Server)、モバイル、そしてクラウド。そのクラウドの中に IBM PureSystems が位置づけられており、その中の PaaS レベルのプライベート・クラウド環境の構築に向いた PureApplication System を担当しています。

  R_上野さん2

■ Pureっし~との出会いは、いつ頃、どこだったのですか?

Pureっし~との出会いは、今年のゴールデンウィークに米国ラスベガスで開催された 弊社グローバル・イベント「IBM Impact」でした。こちらは約9000人のパートナー企業やユーザー企業の関係者が出席する年次カンファレンスで、多数のセッションや展示から構成されています。

展示会場に、PureApplication System 含む IBM PureSystems のラインアップがデモ機として展示されていたのですが、その会場をウロウロしていたのがPureっし~だったのです。

■ 英語名は「Pat the PureSystems」だそうですが、Pureっし~と名づけたのが上野さんだったのですね?

Impact の展示会場で見かけた時にすごくかわいいキャラクターだと思い、すぐに追いかけてお客様と一緒に写真を撮ったのです。その場で「Pureっし~」となんとなく呼んだのですが、それがそのまま「Pureっし~、Pureっし~」と盛り上がり、撮った写真を Facebook で「Pureっし~」と紹介して投稿したのが始まりです。

その後もイベント期間中に何度か展示会場で見かけたので、他のお客様にも「Pureっし~がいるんですよ!」とお勧めして展示会場へご案内したり、社員のみんなでも一緒に写真を撮って、それをまた SNS 上でPureっし~として広めていったのです。そのうち、イベントに同行していた別の社員が「Pureっし~を日本に連れて行きましょう!」と言い出し、今こうして日本で活躍しているという訳です。

■ Pureっし~を見た時の日本の皆さんの反応はいかがでしたか?

上野さんとPureっし~

Impact の会場で見たときはみんな「かわいい~!」といった感じでした。
Facebook でPureっし~の存在は、それなりに SNS 上で広がったというのは感じました。 Pureっし~を投稿すると、キャラクターはやはり目を引くらしく、「これ、なーに?」という反応が多数ありました。

もうすぐ4歳になる娘も、恐らく私が誰かと話しているのを聞いていて、Pureっし~を認識したようです。私のスマホをいじって、Pureっし~の写真が出てきた時にも「これPureっし~でしょ?」って!

少し脱線しますと・・・娘いわく、Pureっし~は男の子みたいです。
そして先日「Pureっし~って何歳なの?」と聞かれたのですが、IBM PureSystems は2012年発表なので、とっさに「2歳だよー」と答えたら、自分より小さいんだと大喜びでした。

■ さて、そもそもPureっし~は IBM PureSystems という製品から来ていますが、IBM PureSystemsとは一体何ものなのでしょう?

IBM PureSystems は、2012年に発表した垂直統合型のクラウド基盤で、IBM PureApplication System、IBM PureFlex System、IBM PureData System という3シリーズで構成されています。

私が担当する PureApplication System は、お客様がオンプレミスの PaaS を実現するにあたり必要となるハードとソフト、それから運用管理する機能まで含め、クラウドとそのクラウド上で動くシステムのライフサイクルに渡って必要な機能を、オールインワンで提供するアプライアンスです。私たちはよく「クラウド・アプライアンス」と言っています。

■ PureData System、PureFlex System についても簡単にご紹介いただけますか?

PureApplication は PaaS なので、幅広い色々なお客様のアプリケーションを乗せていただくことができますが、その中でもデータ処理、トランザクションデータベースや アナリティクスなど、特定の処理に特化した垂直統合型システムというのが PureData System です。

PureFlex System は、PureApplication System が PaaS 向けに対して、IaaS 向けのオールインワンのクラウド環境です。IaaS なのでその上でのシステム構築にはある程度の時間と労力が必要ですが、その分自由度があり、お客様の要件に合わせてカスタマイズがしやすい製品になっています。

■ PureApplication System のスゴいところはどこですか?

PureApplication System は、PaaS を実現する技術として「パターン」というものを使っています。
このパターンとは、お客様のアプリケーションをクラウド上で実行する上で必要となるその実行環境を自動構築する仕組みなのです。パターン自体は IBM や IBM のパートナー様からすでに既成のパターンが200種類以上出ていますので、お客様が新しいアプリケーション環境を作りたいといった時に、選んで、簡単にすぐシステムが構築できるという利点があります。

また先ほど言ったように運用管理も含めた機能が備わっているので、このアプライアンスひとつでクラウド上にシステムを構築したり運用管理をすることが簡単にできます。

そしてもちろんお客様ご自身がパターンを作ることもできるので、色々なニーズや種類のアプリケーションに幅広く対応できるオープンなプラットフォームとなっています。

いち早く新しいものに取り組みたいというお客様は既成のパターンを使うケースもありますし、例えば Web 系のシステムなど、すでにお客様の中で様々なノウハウがあったり、すでに作りこんだアセットがあれば、そういったものをベースにお客様自身でパターンを作ってもらうこともできるのです。用途や要件に応じてオーダーメイドのパターンを作ったり、既成のパターンを使ったり、それらを組み合わせて使っていただくことになります。

■ お客様は、何をきっかけに PureApplication を採用されているのですか?

まずひとつ目が、例えば BPM のシステムを構築したり、Mobileのアプリケーションを展開したりと、やりたい事が先に決まっていて、すでに出ている既成のパターンを使っていち早く環境を実現するために使うケースです。私達はそれを「Application-In-A-Box」と呼んでいます。

2つ目として Web のアプリケーション管理のように、すでにお客様が持っているシステム環境を、クラウドの技術を活用して集約、効率化していって運用コストを下げたいという観点で使うケースです。この場合は、お客様にノウハウが蓄積されていますので、お客様自信がオーダーメイドで作るケースが多いです。

3つ目はどちらか最初から限定せずに、PaaS をこれからオンプレミスでやりたいといったお客様がまずクラウド環境として使うケースです。

特定の用途で初めても最終的には PaaS として運用されるケースが多いようですが、代表的なエントリーポイントとしてはこの3つになります。

■ なるほど、ビジネスニーズによって分かれるんですね。事例も出てきていますが、一押しを教えてください。

業界、環境など限定されず、さまざまなニーズに使ってもらえるシステムです。
最近では、パートナー様が作ったソリューションを使ったパターンを活用してシステム構築された事例が出てきています。

これからお客様が新しいものにどんどん取り組んでいく時代、時間とコストをかけていたらビジネスに追いつかないので、既存のソリューションを積極的に使っていくというケースとして、ご参考いただければと思います。

クラウドのメリットはコストに目が行きがちですが、本当の価値は速さ、柔軟性、拡張性にあります。これからぜひそういう側面を活かせる環境に使っていただきたいです。

■ そうなりますと、「目利き」の能力が問われてきますね。お客様の目利き力を最大限引き出し、最終的な決断を後押しできるものが何かありますか。

R_上野さん1

今年(2014年6月)から、「PureApplication Service on SoftLayer」 という、IBM SoftLayer 上でPureApplication System と同様にパターンを使ってシステムを構築したり、運用管理する機能をサービスとして提供開始しました。
(プレスリリース:http://www.ibm.com/jp/press/2014/06/1301.html

パブリック・クラウドのサービスなので、簡単に小さく始められますし月額課金のモデルもあるので、そこでソリューションが本当に自分に合うものかというのをまず試してみて、十分ご納得いただいたらオンプレミスで同じパターンを使ってもらうといったように、まさにクラウドのメリットである利便性、迅速性を活かした環境もできましたので、ぜひいろいろなシーンで活用いただきたいと思います。 

■ 上野さんから耳寄りな情報があれば教えてください。

8月28日に「IBM PureApplication Software V2.0」がリリースされました。
(プレスリリース:http://www.ibm.com/jp/press/2014/08/2801.html

ファーストリリースから今年で2年が経ち、ハードも中に入っている機能もバージョンアップしています。
Version1を使っていただいているお客様を中心にフィードバックをいただき、機能強化を図っており、特に可用性、柔軟性の向上に力が入っています。

例えば今まではデータセンター内やデータセンター間でラック単位で独立していたものが、複数ラックにまたがってシステムを展開したり、データセンター間で可用性を向上させたりできるようになりました。ですので、エンタープライズの今までしっかり作りこまれたアプリケーションの要件にも耐えられるように機能強化されてます。

また、いよいよ来週9月12日に開催される XCITE Autumn では、PureApplication System の産みの親である Jason McGee も来日する予定です。彼のセッションでは、まさに Version2 がリリースされたばかりの PureApplictaion の最新情報を紹介します。

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