IBM Sustainability Software

IoTデータとAIを活用した、企業資産の運用効率を最大限に高める設備保全手法

記事をシェアする:

さまざまな業界で、保全業務にあたっている多くの担当者が、3つの課題に直面しています。

  1. 作業品質の低下
  2. 設備の老朽化・高度化
  3. 深刻な人手不足

 

どれも、「作業効率向上」を進め「安定した運用」を実現する上で、先延ばしし続けることはできない大きな問題です。

そんな中、これらの問題に「設備保全手法の高度化」という先進的な取り組みにより、効果を出している企業も出てきています。いくつかピックアップして紹介します。

 

  • 組立製造 | 総合設備効率(OEE)10%向上
  • 採掘機 | 障害予測とダウンタイム回避により生産性が10%向上
  • 家電 | 納期通りの納品率90%を達成
  • 海運 | 1日あたりの輸送コストを8万ドル以下に節減
  • 鉄道 | 鉄道車両とレールの保全費を1/10に節減
  • 道路 | 300マイル以上離れた遠隔地の道路状況を予測し、交通量を改善
  • オフィス | 全世界2万5千棟以上のビルを統合管理
  • 小売店 | エネルギー費を20%以下に節減
  • ビル設備 | エレベーターやエスカレーターなど110万点以上の設備を遠隔監視し最適化

 

これらの効果が生みだされているのは、自社における「設備・危機管理業務高度化を実現するポイント」を把握し、それぞれに対する実現方法を検討し、実践していくこととなります。

以下、多くのお客さまとのこれまでのやり取りの中で、頻繁に出てくる期待を私たちがまとめたものです。

  1. 機械学習を中心としたAI技術の活用度向上
  2. 現場の動きをスムーズにするための自動化の仕組み
  3. リスクを的確に把握し予算や人員配置を評価する能力
  4. クラウド環境利用とICT基盤の標準化

 

以下の観点で、これからの設備・機器管理のあるべき姿や具体的な解決策、ソリューションについて検討を進めたいとお考えの方は、ぜひ、下記よりご相談ください。

  • 設備管理ステージの進化と対応ソリューション
  • 保全戦略に必要な設備間の相対的リスク評価
  • 確率と重要度を組み合わせた故障リスク予想と投資計画
  • Maximo APMから始まるさらなるビジネス価値の創出
  • お客さま事例 – 電力保全、リモート保全管理、自動車製造ライン

 

問い合わせ情報

 

関連記事

四国化工機 | AIもめん豆腐検品システム導入事例

Maximo新サービスで設備管理の今と将来を同時に。お得に。

[事例: 掘削機大手サンドビック社] Watson IoTを用いて鉱山産業に第四次産業革命を

 

More IBM Sustainability Software stories

スターターパック登場! | 脱炭素経営支援ソフトウェアのリーダーIBM Envizi

IBM Sustainability Software

IBM Envizi(エンビジ)は、環境・社会・ガバナンス(ESG)ソフトウェア・スイートのスターターパック「IBM Envizi Essentials」のリリースを発表しました。 IBM Envizi Essentia ...続きを読む


P-ALS代表 畠中一郎「どっこいALS」~可能性は止まらない~ | PwDA+クロス5(後編)

IBM Sustainability Software

今これを目にしている方の中に、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」という難病のことをまったく知らないという方はおそらくいないことでしょう。 それでは、ALS患者の声を直接聞いた経験はあるでしょうか。彼・彼女らが、どんな思いで ...続きを読む


P-ALS代表 畠中一郎「どっこいALS」~可能性は止まらない~ | PwDA+クロス5(前編)

IBM Partner Ecosystem, IBM Sustainability Software

今これを目にしている方の中に、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」という難病のことをまったく知らないという方はおそらくいないことでしょう。 それでは、ALS患者の声を直接聞いた経験はあるでしょうか。彼・彼女らが、どんな思いで ...続きを読む