IBM Sustainability Software

「ニューノーマル」に合わせた開発環境をチームに

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■ 「ニューノーマル」におけるチームと開発環境とは

健康、経済、職場環境…。今、私たちが前例のない時代に暮らしていることは明らかです。私たちのもとには、現在必要な支援と、今後に向けた取り組みへのアドバイスを求める声がさまざまな業界業種のお客さまから届いています。

中でも多いのが、この「ニューノーマル」と呼ぶべき状況において、製品・サービス開発チームと彼らが使用する開発環境、そしてその管理についてです。

  • 「チームと関係者からの差し迫った要求にどう応えていくのか?」
  • 「メンバー間のコラボレーションを改善し、やる気を維持するにはどうしたらいいのか?」
  • 「ビジネスを成長させていくために今すべきことは?」

 

 

これらはリーダーはもちろん、全従業員が考え、答えを探していくべき問いです。

とりわけ、製品・サービス開発チームは、自分たちのエンジニアリング・プロセスおよびエンジニアリング・ツールを変革し、リモートワークを実践しながらグローバルと連携し、可視性、トレーサビリティ、および信頼性を高いレベルに引き上げることが求められているのではないでしょうか。

先日発表された製品ライフサイクルを管理するソリューション「IBM Engineering Lifecycle Management7.0(ELM7.0)」は、複雑さと変化のスピードを増し続ける世界で、困難なエンジニアリングをエンドツーエンドで支援します。

IBM ELMは、システムおよびソフトウェア開発プロセス全体を通じて、リモートチーム間のコミュニケーションとコラボレーションを最適化します。

作業タスクにおけるチームメンバーの関わり方を明確にし、製品開発全体におけるコミュニケーション齟齬や判断間違いを削減し、エンドツーエンドで一貫性を保った開発を行うことができます。

チームメンバーが10人の小チームでも、世界に散らばる10,000人の大チームでも、IBM ELMソリューションはエンジニアリング・ライフサイクル全体における成功確率を高めます。

■ しっかりとした要件管理プロセスで、リモートワーカーの連携と協調を

エンジニアたちが自宅で働いているのであれば、コミュニケーションとコラボレーションに注力することが成功の必須要素です。

IBM Engineering Workflow Management(EWM)製品を使用すれば、個々の作業項目がチームのアジャイル・プロセス、SAFeプロセス、カスタム・プロセスに従って自動的に作成され、作業項目全体の進捗を追跡できます。

カスタマイズ可能なポータル・ビュー、レポートの自動化、リアルタイムダッシュボードを備えたEWMは、チームの拠点がどこかに関わらず、チームメンバーにいつでも必要なデータへのアクセスを提供します。

IBM Engineering Requirements Management DOORS Next製品を使用していれば、文書ベース、モデルベースのどちらの要件管理を用いていても安心です。

AIにより評価・診断された最新かつ唯一無二の正確な要件が、さまざまなタイム・ゾーンから成るグローバルチームのコラボレーションをスムーズにします。個々の要件とテストケースの関連性を可視化して完全なトレーサビリティを実現し、開発チームに完璧なバージョン管理とバリアント管理を提供します。

IBM Engineering Systems Design Rhapsodyは、状況に応じて変化する設計目標をエンジニアが見失うことがないよう、モデリング、シミュレーション、プロトタイピングのための実績のあるMBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)ソリューションを提供します。

高度な検証とシミュレーションにより、市場投入までの時間を短縮します。

IBM Engineering Test Management(ETM)製品は、要件からテストまで、開発プロセス全体にわたってデジタルスレッドによるトレーサビリティと可視性を提供し、作業の重複や抜け漏れなど、コミュニケーションミスや不透明性がもたらす見当違いを削減します。

複雑なプロジェクトスケジュールとレポーティング管理の自動化支援を通じ、メンバーは最新の情報を常に確認でき、全員が同一共通認識を基に作業を進められます。

■ 迅速さも柔軟性も。すべてを統合してニューノーマルを

ここまでに紹介してきた製品はすべて、IBM ELMソリューションに含まれています。「今すぐ迅速にスタートしたい」という方のためのクラウドサービスも、「自組織に合わせてカスタマイズしたい」という方のためのオンプレミスも、両方用意されています。

自組織の「ニューノーマル」に合わせた開発環境を、チームに提供しましょう。

問い合わせ情報

お問い合わせやご相談は、AI Applications事業部 にご連絡ください。

※この記事は米国時間2020年4月21日に掲載した『Adopting Engineering Lifecycle Management Tools to Combat Market Uncertainty』の抄訳です。

 

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