IBM Sustainability Software

その企業は「具体的な行動」を取っているか? | 持続可能性と気候危機に取り組むためのソリューション

記事をシェアする:

 

その企業は取り組みをはじめているのか。
あるいは「発表しただけ」なのか

 脱炭素に向けて社会が大きく動く中で、企業の持続可能性と気候危機への具体的な行動に注目が高まっています。

地球を持続可能にするための取り組みを行うことを公言しているかどうかはもちろん、それを実現するための目標数値の設定やスケジュール、管理方法などについて、どのような取り組みをはじめているのか。あるいは未だ「発表しただけ」なのかに、しっかりと目を向けるステークホルダーが増え続けているのです。

 

2021年8月、国連機関であるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は異常気象と地球温暖化の相関関係を科学的な見地から示した「第6次評価報告書」を発表しました。

政策決定者向け要約(SPM)の概要(ヘッドライン・ステートメント)」と題された報告書には、より一層の地球温暖化対策推進の必要がいかに逼迫したものかが、科学的見地から指摘されています:

  • 人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない
  • 人為起源の気候変動は、世界中の全ての地域で、多くの気象及び気候の極端現象に既に影響を及ぼしている
  • 向こう数十年の間に二酸化炭素及びその他の温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、21世紀中に、地球温暖化は5℃及び2℃を超える。
  • 継続する地球温暖化は、世界全体の水循環を、その変動性、世界的なモンスーンに伴う降水量、降水及び乾燥現象の厳しさを含め、更に強めると予測される
  • 自然科学的見地から、人為的な地球温暖化を特定のレベルに制限するには、CO2の累積排出量を制限し、少なくともCO2正味ゼロ排出を達成し、他の温室効果ガスも大幅に削減する必要がある。

 

世界では次々と、CO2排出やエネルギー削減に関する新しい目標がセットされ、それを実現するためのルールが策定されています。ヨーロッパ、アメリカ、中国を筆頭に、企業はその新しいルールに則ったビジネス再構築を進めています。

そして日本も、ようやくその後を追うかのように、2021年4月に開催された世界気候変動サミットで、菅首相(当時)が温室効果ガスの排出削減目標を従来の2013年度比26%から20%上乗せし、46%削減するという新しい目標を掲げました。

 

AIを活用した環境インテリジェンスのためのSaaSソリューション

そんな中、IBMが先日配信した下記のニュースリリースが、大きな注目を浴びています。

 

IBM、AIを活用した環境インテリジェンスのためのソフトウェア・スイートを発表

企業による持続可能性目標や気候変動リスクへの取り組みを支援

 

今回は、上記リリースを手短に紹介している英語の動画の内容を、時系列に合わせて日本語でご紹介します。


– 00:12

「異常気象」、「気候変動対策の失敗」、「人間による環境破壊」。

今後10年間で、企業にとって最も可能性の高いリスクとして挙げられているのがこの3つです。

– 00:26

2020年には、米国内だけでも10億ドル規模の気象・気候災害が22件発生し、被害総額は推定950億ドルに達しました。

企業はこの難題に対処するために、実用性のある環境インサイトを必要としています。

– 00:37

しかし現在は、徹底した手作業と、データ・サイエンスのスキル、そしてコンピューティング能力でどうにかまかなっているのが実情です。

しかし、ついにそれも過去のものとなります。

– 00:53

先進的な気象テクノロジーにより、小売業者はサプライチェーンの混乱に困ることがなくなり、エネルギー企業は植生作業に悩むこともなくなります。

スーパーマーケットは、温室効果ガスを漏出している冷蔵システムを発見できるようになります。

– 01:05

それらを実現するのが、IBM Researchが開発したソフトウェア・スイート「IBM Environmental Intelligence Suite」です。

IBMの誇る世界で最も正確な気象データと地理空間分析技術を、AIを活用し自動化した環境インテリジェンス・ソリューションです。

– 01:15

IBM Environmental Intelligence Suiteは以下の機能を有しています。

  • モニタリングとアラート | 悪天候、山火事、洪水、大気汚染などの気象悪化を監視し、検出時にアラートを送信します。

– 01:21

  • 予測 | 気候リスク分析を使用して、天気と気候の変化がビジネスにもたらす潜在的な影響を予測します。

– 01:27

  • カーボンアカウンティングを可能に | 温室効果ガスの排出量を計算し、対応範囲に優先順位を付けます。

– 01:49

IBMは、AI、気象データ、気候リスク分析、およびカーボンアカウンティング機能を統合した最初の企業です。

IBM Environmental Intelligence Suiteを採用することで、企業内のデータサイエンスとエンジニアリング、そしてビジネス運用の間の壁は取り払われ、煩雑なデータと複雑なデータ解析をより素早く行えるようになります。

そして節約した時間とリソースによって、運用を改善して自社ビジネス基盤を強固なものとして、環境に関する目標を達成できるのです。

 

製品・サービス・技術 情報

 

問い合わせ情報


 

関連記事

デジタル技術で深刻化する環境問題に対処する | サステナブル企業の幕開け

Yara International ASA | 食糧問題の解決を目指して

再生エネルギーと高精度気象データが作る脱炭素な未来社会 | オンライン・スペシャリスト対談


More IBM Sustainability Software stories

#太陽をたがやせ | tsu-mu(ツム)が導く新しいエネルギープロシューマーの世界

IBM Sustainability Software

気候危機の深刻化やロシアのウクライナ侵攻により、ガソリンや電気代の高騰に対する心配や、エネルギー問題への関心が一層高まっています。 そんな中、先日、東京大手町の3×3Lab Futureにて「電気ってどうできる?自律型太 ...続きを読む


IBM Maximo Application Suite 概要&デモ動画

IBM Sustainability Software

信頼性の高い設備保全管理と障害に強い運用に必須のインテリジェンスを提供 クラス最高のエンタープライズ・アセット・マネジメント(EAM)であるIBM Maximo Application Suiteは、1つのプラットフォー ...続きを読む


IBM Maximo、製造業向けEAMマーケットのリーダーに選出 | IDC EAM MarketScape for Manufacturing

IBM Sustainability Software

  IBM Maximo、製造業向けIDC EAM MarketScapeのリーダーに IBM Maximoは、IDC MarketScape: 世界のSaaSおよびクラウド対応製造業EAMアプリケーションの2 ...続きを読む