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もっと持続可能な運用を実現するもっとスマートな資産管理20の方法

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環境負荷軽減に向けあらゆる企業が頭を悩ませている中、はっきりしていることが1つだけあります。

より持続可能な世界には、産業界がより持続可能な事業を構築することが必要だということです。

 

重工業や大規模製造業は、これまでもう何年も最重要課題として持続可能性に取り組んできています。それ自体は間違いなく誇れることです。

環境に配慮した公正な事業慣行を採用することは、エネルギーの節約、廃棄物の削減、規制対応コストの最小化につながります。ビジネスにおいても「善行を行うことが成功への道」なのです。ここからやるべきことは、善行のスピードと量をアップして、よりしっかりと成功へと向かうことです。

そんな中、重要な役割を担っているのが資産管理と信頼性です。実務経験豊富な資産管理の専門家たちは、これまでも長い間コストと無駄を削減し、効率を高めるために運用指標を調整してきました。それがビジネスの持続可能性を高めるからです。

→ 参考 | [セミナーレポート] カーボンニュートラルで勝ち抜く! 「持続可能な製造業」を実現するサプライチェーン

 

リデュース、リユース、リサイクルという、「3R」として昔から知られる環境行動は、今も産業界の持続可能性を向上させるための鍵として、下記のように環境に大きな影響を与えています。

 

  • 製造業の中核となるのは資産の「活用」と「製造」です。そしてこの2つはどちらも廃棄とのつながりが強く、現在は生産財の80%は廃棄物となり、直接的、間接的に環境に影響を与えると言われています。どうすればこの影響を減らすことができるのでしょうか?

 

 

  • もし、世界が1,000億トンの資材をもっと回収して再活用する革新的な方法を考案できたら、世界はどれほど変わるでしょうか。資産管理においてリユースは物理的な資源やデジタル資産を中心に考えられており、エネルギーコストや廃棄物の削減と、資産や材料の再活用に焦点が当てられています。

 

IBM Maximoは、30年間にわたり産業界をリードしてきた企業のパートナーとして、ユーザーの皆さまと共に物理的な資源・資産やデジタル資産のリデュース、リユース、リサイクルに取り組んできました。

当記事では、良い仕事がより持続可能なオペレーションに、そしてより良い世界の構築へとつながる20の方法をご紹介します。

 

資産の寿命を延ばし、資源への影響を減らすためのヒント 

1  コンディション・ベースド・メンテナンス(CBM: 状態基準保全)を実行してすべての資産を最高の状態に保ち、最終的に埋立処分される資産の数を削減します。

2  保守、修理、運用(MROの在庫を最適化して計画外のダウンタイムと不要な空間利用を削減します。

3  早期交換の原因となるパフォーマンスの問題を早期解決し、資産のライフサイクルを延長します。

4  資産の階層構造と部品レベルでの詳細を確認してトラッキングし、処分予定の資産から別資産に再利用可能な部品を取り出します。

5  資産の状態に合わせ最適化した予防保全スケジュールにより、日々のパフォーマンスを改善します。

6  ISO14040(環境マネジメント−LCA) などの規格に対応して物資やエネルギーの影響を完全に評価し、資産や製品展開のライフサイクルに総合的に取り組みます。

7  生産価値と将来の処分がもたらす環境への悪影響(および潜在的コスト)とのバランスを、開発・生産の初期段階から考慮し、モデル化します。

 

エネルギー消費と作業員の労力を削減するためのヒント

8  資産ごとに異なる重要度に着目し、不要な労働力を削減して実働作業時間(レンチタイム)を改善します。

9  保全作業や点検作業を統合し、最適なスケジューリングにより必要な人数と役割を削減します。

10  社外データセンターにホストされるクラウドベースのソリューションを用いることで、社内インフラを削減します。

11  重要な現場スキルを広く再利用できるよう、相互指導とモニタリングの機能を一元化します。

12  AIを活用して画像ファイルなども含む多様な作業記録やレポートを分析・再利用し、問題解決へと導く最も確率の高い対策を特定し、意思決定や計画改善の支援をします。

13  過去の修理、保全プロセス、ベテラン作業員によるリアルタイム指示(ライブビデオチャット)などのデータを再利用して、ジャストインタイムの修理指導をサポートし、初回修理率を上げるための新人技術者用のバーチャルトレーニング教材を作成します。

14  業界最高レベルのデータモデルやソリューションと組み合わせることで、自身の業界知識を広範に再活用します。

15  IBM Maximoユーザー会やコミュニティに参加して、ベスト・プラクティスの共有や学習を行います。

 

有害汚染物質使用を減らすためのヒント

16  ルート最適化技術と、技術者がどこにいても必要な資産情報を得られるモバイルツールの活用で、燃料消費量と移動距離を削減します。

17  EHS(環境・労働安全衛生)ツールを用いてコンプライアンス規程を監視・確認し、コストが高くつく環境への影響を低減させます。

18  化学潤滑油に代わる有効期間が長く使用頻度が抑えられる環境負荷の低い代替品を見つけ、標準使用品とします。

19  保全作業に用いられるリサイクル可能な全資材に関する詳細データを準備し、処分計画を作業標準に組み込みます。

20  環境負荷の高い資材の代替品を(ベンダーを変更する必要があっても)探し出し、使用されるあらゆるものが基準内に収まるようにします。

 

環境への影響を低減し、従業員、株主、顧客、地域社会に価値をもたらすこれら20のプロセス提案を採用して実行することで、より持続可能なオペレーションとより健全な地球を実現し、ビジネスをより良いものとします。

サステナビリティを前進させるその他のリソース

環境への影響を最小限に抑えつつコストを削減したい、あるいはコンプライアンス対応やレポーティングの複雑さを軽減したい企業や組織に向けて、IBMは他社とは異なる独自のアプローチをご提案しています。

組織の環境フットプリントをより適切に測定、監視、予測し、サステナビリティ活動を加速させ、ビジネス成果を上げたいとお考えのお客様は以下よりご相談ください。

 

製品・技術情報

 

問い合わせ情報

当記事は、事例『20 ways smarter asset management paves the way to more sustainable operations』を日本のお客様向けにリライトしたものです。

 

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