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IBM Watson Visual Recognitionサービス提供終了のお知らせ
2020年12月08日
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IBM は、2021年12月1日にIBM Watson Visual Recognition (VR)のサービスを停止いたします。
サービス停止の概要は以下の通りです。
- 2020年12月1日:Visual Recognition リリースノート (英語)に掲載
- 2020年12月1日:サービスのすべての有償ユーザーにサービス提供終了メールで通知。標準プランの新規インスタンスが作成できなくなりました。既存のインスタンスはサービス終了まで継続使用可能です。
- 2021年1月7日: Visual RecognitionはIBMクラウド・カタログから削除され、ライトプランの新規インスタンス作成ができなくなります。
- 2021年12月1日:Visual Recognitionサービス終了
今後の対応について
カスタムモデルのユーザーに対して移行方法は提供されていません。ただし、ラベル付き学習データが残されていた場合、再学習することによりMaximo Visual Inspection (英語)が移行先となり得ます。
事前学習済みモデル(一般、Explicit、Food)をご利用のユーザーに対しては、新しい代替手段は提供されません。
サービス提供終了お知らせメール
2020年12月1日に下記の要領で、IBM Cloud 契約IDおよびVisual Recognition 有償ユーザーIDに送付されています。
From: IBM <no-reply@growth.ibm.com>
Subject: Watson Visual Recognition Announcement
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Q&A
Q: サポートが終了するまでの1 年間、情報や資料はありますか
A: Visual Recognitionに関する資料は引き続きIBM Cloud Docs Web サイトから入手できます。https://cloud.ibm.com/docs
Q: お客様へはどのように伝えられましたか?
A: Visual Recognitionのサービス終了について、既存の有償オファリングをご利用のお客様に、メールで配信しました。また、2020年12月1日のリリースノートに掲載しております。https://cloud.ibm.com/docs/visual-recognition?topic=visual-recognition-release-notes&locale=en#1december2020 (英語)
Q: Visual Recognition を置き換えるオファリングはありますか。
A:カスタムモデルのユーザーに対して移行方法は提供されていません。ただし、ラベル付き学習データが残されていた場合、再学習することによりMaximo Visual Inspection (英語)が移行先となり得ます。事前学習済みモデル(一般、Explicit、Food)をご利用のユーザーに対しては、新しい代替手段は提供されません。
Q: Maiximo Visual Inspectionで何ができますか。
A: IBM Maximo Visual Inspectionは、プログラミングなどの専門知識を必要とせず、ブラウザ上のマウス操作により以下の画像認識を行うモデルを開発できるツールです。
– 画像分類
– 物体検出
– セグメンテーション
– アクション検出
具体的には、学習画像データに対するラベリング、画像認識モデルの開発、開発したモデルのエクスポートやAPIによる呼び出しが行えます。
Q: Maiximo Visual Inspectionの利用方法は?
A: IBM Maximo Visual Inspectionはソフトウェアとなりますので、Cloudやオンプレミス環境上に導入・構築し、ブラウザ経由でアクセスしてご利用いただきます。
詳細につきましては、こちらをご参照ください。
IBM Maximo Application Suite 8.2 adds IBM Maximo Visual Inspection (英語)
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