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IBM Think 2019:IBM POWER9 on IBM Cloud

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オンプレミス、オフプレミスでより多くの選択肢と柔軟性を

クラウドの採用戦略は「1つのクラウドで全てに適合させる」というものではありません。企業はすべてをパブリック・クラウドにリフト&シフトして、あとはすべてアジャイルでイノベーティブにできるという従来からの考えは、誤って導かれた結果だと思われます。平均的なエンタープライズ・ビジネスには、5つ以上のクラウド、1,000以上のSaaSアプリケーションおよび分析するための20以上のデータソースがあると言われています。クラウドの導入を検討する際には、従来のITエコシステムに大規模な投資を行っていたので、それを活用して新しいクラウド・ジャーニーに組み込む必要があるという事実は言うまでもありません。

これまで以上に最近見られるのは、ハイブリッド・アプローチを採用する、クラウドへの新しいモダンなジャーニーです。企業は、元々の投資とオンプレミス環境の価値を新しいパブリックおよびバーチャル・プライベート・クラウドと融合しようとしてます。

今日のハイブリッド、マルチクラウドの現実の中でお客様の成功を支援するため、IBM CloudとIBM Power Systemsのチームは、IBM POWER9プラットフォームをクラウドに持ち込み、IBM Power Systems Virtual Server on IBM Cloudを発表しました。これは、2019年春に一部のIBM Cloudデータセンターで利用可能となります。

現在のAIXおよびIBM iのお客様は、災害復旧、開発/テスト環境および部分的なITインフラストラクチャーの移動など、さまざまなワークロードシナリオで IBM Power Systems Virtual Server on IBM Cloudを使用できます。お客様は、インフラストラクチャーの拡張によって競争力を維持できるだけでなく、オンプレミスとオフプレミスの両方で、ワークロードの管理とキャパシティーについても柔軟に対応できるようになります。同一のインフラストラクチャー層となるなので、現在オンプレミスのAIXおよびIBM iシステムを実行しているシステム管理者は、クラウド内で同じツール、ワークフローおよび拡張機能を利用できます。

新しいIBM Power Systems Virtual Server on IBM Cloudは、非常に競争の激しい金融テクノロジー業界全体にわたる中核的な銀行プラットフォームのプロバイダーにとって特に重要です。これらのお客様は、データマイニングの高速化を期待して、自社運用型のアプリケーションをクラウドに移植した破壊的なスタートアップ企業と直面することがよくあります。IBM CloudのIBM iにアクセスすることで、これらのお客様は、1)グローバルなIBM Cloudデータセンター拠点で新しい市場に参入すること、2)移行を中断することなくクラウドでコア・アプリケーションを実現すること、3)クラウドネイティブ・サービスを活用できること、4)機密性の高いコンプライアンス重視のデータについては、IBMの組み込みセキュリティーを活用することが可能となります。

お客様のワークロードを ー いつでもどこでも

お客様企業の多くはまだクラウド・ジャーニーの初期段階にあると我々は理解しています。IBM Power Systems Virtual Server on IBM Cloudは、オンプレミスとオフプレミスの両方で、IBM Cloudカタログからオンデマンドで簡単にアップグレードや拡張するためのより多くの選択肢をお客様に提供します。お客様はOSを選択、コントロールし、時間ごとまたは月ごとの請求オプションを選択、コントロールします。IBM CloudがセットアップとOSのデプロイメントを管理します。他のIBM Cloud IaaSと同様に、お客様は、簡単に「サービスとしての」課金体系で、自社のPowerシステムをプロビジョニングできるようになります。

IBM Power Systems Virtual Server on IBM Cloudの概要

  • 最大 160 cores
  • 最大 64 GB RAM
  • AIX または IBM i OS の選択
  • ファイバー接続のIBM Storewize V7000 Storage

IBM POWER9ユースケースをIBM Cloudへと拡張

IDCは、AIとディープ・ラーニング・アプリケーションを使用した概念実証システムおよびプロダクション・システムのいずれかを持つ企業が、ある時点で「インフラストラクチャーの壁」に直面すると報告しています。77.1%の回答者がオンプレミスのAIインフラストラクチャーに1つまたは複数の限界に直面したと報告し、コグニティブ・ワークロードを使用しているクラウド・ユーザーの間では、組織の90.3%がそのような限界に遭遇しました。

IBM CloudとIBM Power Systemsのチームは協力して、機械学習や人工知能ワークロードのために、Linux上のNVIDIA V100 GPUと共にPOWER9ベースの仮想サーバーの実パフォーマンスのデプロイに取り組んでいます。今後数カ月のうちに、お客様は、機械学習やクラウドでのトレーニングのように、コンピュート集約型のAIワークロードを迅速に処理するための理想的なインフラストラクチャー、オンデマンドで急速にスケールできるインフラストラクチャーを持つようになるでしょう。

IBM POWER9アクセラレーテッド・サーバーは、人類の最も困難な問題を分析し解決する米国エネルギー省のSierraおよびSummitシステムや、世界中の多くの天気予報を提供しているIBMのグローバル高解像度大気予測システム(GRAF)を含む、世界で最速のスーパーコンピューターを実現しているのと同じIBMシステムです。

POWER9アクセラレーター・サーバーをベースにしたIBM Cloudの追加オファリングは、今後数ヶ月以内に利用可能になる予定です。IBM Power SystemsとIBM Cloudが緊密に連携してこれらの製品を実用化することで、IBMは真のハイブリッド・クラウド・エクスペリエンスを企業に提供し、IBM Power Systemsにクラウドの柔軟性をもたらします。

増加する採用数

2018年に、 PowerAI on IBM CloudSAP HANA on Power Systems on IBM Cloudの発表とともに、IBM CloudにIBM POWER9プラットフォームの導入が始まりました。

チームと一緒にこれらの開発に取り組み、お客様やパートナーがどのようにこれらのサービスをテスト環境に投入しているかを見ることは興味深いことです。世界有数の家電会社であるWhirlpoolは、IBM Cloudの柔軟性とスケーラビリティーを活用して、70の製造グローバルサイト、24時間営業の流通センター、コールセンター、世界規模のアクセスと効率の向上を実現するその他のシステムなどのSAP HANA環境を運用する計画を発表しました。

さらに、IBM、NASAおよびSETI Instituteは、NASA Frontier Development Labの間に、Nimbixとのパートナーシップで提供されるIBM Cloud on PowerAIを使用して、宇宙天気における新たな問題を研究するために協力しました。

これらの新しいソリューションは、IBM CloudのIBM POWER9で可能となる事柄の表面をなぞったばかりの状態です。 IBM POWER9の詳細についてはこちらを参照してください。

原文:
https://www.ibm.com/blogs/bluemix/2019/02/ibm-power9-on-ibm-cloud/

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