IBM Cloud 市場の声・市場評価

IBM Cloud Satellite ダントツの注目度

記事をシェアする:

IBM Cloud Satellite は 41% と最も関心を集めています

 

米国IDCの調査結果(*注)によると、最近発表されたAWS、Google、HPE、IBM、Microsoft、Oracleなどの各社のハイブリッドクラウド、エッジソリューション 計14種の中で、IaaSユーザーの注目を最も集めているのはIBM Cloud Satelliteで、41% とダントツでした。

*注 IDC Survey Spotlight – Doc # US47589221, Apr 2021

 

IDC Survey Spotlight - Doc # US47589221, Apr 2021

引用許諾: IDCJ-18-0327

 
この IDC Survey Spotlightでは、パブリッククラウドの IaaSユーザーが、各社のクラウドやエッジのInfrastructure as a Serviceの発表に対してどのような意識や関心を持っているかを分析しています。

 

 IBM Cloud Satellite が注目される理由 – 分散クラウドの実現

複数のクラウド環境を持つことには多くのメリットがありますが、同時に大きな課題もあります。企業は、複数のクラウド環境による一貫性のなさ、複雑さ、そして構築・運用のスキルや学習時間の不足を克服しなければなりません。また、既存のアプリケーションには、セキュリティ、コンプライアンス、規制、パフォーマンスに関する要件があるため、これらのワークロードをパブリッククラウドに簡単に移行することは容易ではありません。それが20%のワークロードしかクラウドに移行されていない理由の1つです。

しかし、もし、既存のオンプミス環境、パブリッククラウド、エッジ環境などアプリケーションやデータソースに近い場所に、企業が必要とするクラウドサービス、例えばAI/ML、サーバレス、CI/CDによる開発環境、コンテナ・アプリケーションの実行環境など、必要なサービスがどこでも実行できる解があるとしたらどうでしょうか。また、これらのサービスがパブリック・クラウド・プロバイダーによって完全に管理されて、企業は24時間x365日、これを単にサービスとして利用するだけでよいとしたら、どのような世界が訪れるでしょうか? これが分散クラウド (The Distributed Cloud)と呼ばれる新しいクラウドのテクノロジートレンドです。

 

IBM Cloud Satellite で、あらゆるところにクラウドサービスを展開

この分散型クラウドを実現するために、IBM は IBM Cloud Satellite を提供しています。企業はIBM CloudのコンソールからIBM Cloud Satellite ロケーションを作成します。IBM Cloud Satellite ロケーションとは、IBM のパブリック・クラウド「IBM Cloud」以外の場所でありながら、IBM Cloudサービスやこれを使ったアプリケーションを実行できる場所のことです例えばオンプレミスの環境がこれに該当します。これにより、必要な場所でIBMのクラウドサービスを利用し、一貫したワークロードの展開、管理、制御を行うことができます。このアプローチの利点の1つは、パブリック・クラウドが、分散したワークロードすべての中央管理ツール「コントロール・プレーン」のようなものになることです。企業は、IBM Cloudのコンソールで、リソースやクラウド・サービスのプロビジョニング、構成、アプリケーションのプロビジョニングを行い、多様な環境全体を一貫した方法で管理することができます。グローバル規模で多数の環境で同時に一貫して実行できるようになります。

 

IBM Cloud Satellite の具体的な利用例

例えば、建設現場で撮影されたビデオ映像をAIアルゴリズムで分析して、作業員全員が安全用ヘルメットを着用しているかどうかを確認したり、オフィスで撮影されたビデオ映像を分析して、どこに人が集まっているかを確認し、COVID-19の拡散を防ぐために、そこの清掃や衛生管理に力を入れたりできるようになります。ポイントはデータが発生する近くの場所で AIアルゴリズムを実行できるのです。データをクラウドにアップロードする時間やコスト、AIアルゴリズムの処理を停滞させるネットワーク遅延時間を払拭できることです。 IBMとLumen Technologiesは、まさにそのようなユースケースのためのソリューションを開発してきました。IBM Cloud SatelliteロケーションをLumenのエッジデータセンターに展開することで、遠く離れたパブリッククラウドデータセンターに大量のデータを転送することなく、ローカルでビデオを処理できます。アプリケーションも、Lumenのエッジロケーションの近くに配置し動作できるので、カメラやセンサーはほぼリアルタイムで機能し、品質や安全性の向上に貢献します。この新しいソリューションは Lumenのネットワーク上にある18万台以上のロケーションでアプリケーションの配置と実行を可能にしています。

 

分散クラウドとIBM Cloud Satellite を一緒に学びましょう

分散クラウドについて  :  2021年 クラウド最新トレンド「分散クラウド」の全貌 (動画 11′ 02″)

IBM Cloud Satellite について: マンガでわかる IBM Cloud Satellite 

IBM Cloud Satellite お役立ち情報 : IBM Cloud Satellite に関する情報を集めた Web ページ

 


投稿:IBM Cloud Blog Japan 編集部

More IBM Cloud 市場の声・市場評価 stories

Watson Assistant に、企業のカスタマー・サービス変革を支援する新オプションが追加されました

IBM Cloud Blog, IBM Data and AI, IBM Watson Blog

Watson Assistant では、IntelePeer を活用しながら、Session Initiation Protocol (SIP) プロトコルを使用する、ほぼすべての大手コンタクト・センターのプラットフォー ...続きを読む


IBM Cloud Pak for Data as a Services の業界アクセラレーターでAI を加速

IBM Cloud Blog, IBM Data and AI

Business Analyst新しいカスタマイズ可能なデータサイエンス・プロジェクトをクラウドで迅速にスピンアップ いま企業は、より良い意思決定を実現するために、人工知能(AI) (英語)の導入を検討しています。AI ...続きを読む


クラウドネイティブ環境の運用監視に「Instana」はどう効くのか? 日鉄ソリューションズ様が大規模コンテナ環境で実践中!

IBM Cloud Blog

企業のデジタル変革を加速する各種のサービスをアジリティー高く開発し、マイクロサービスなどで効率的に運用していくための基盤として、コンテナ技術の普及が進んでいます。そのコンテナやマイクロサービスなどで構成されるクラウドネイ ...続きを読む