IBM Cloud アップデート情報

IBM Think 2019:IBM Cloud Internet Services(CIS)の機能拡張

記事をシェアする:

IBM Cloud Internet Services(CIS)にRange(レンジ)とEdge functions(エッジ機能)が機能追加されました

IBM Cloud Internet Services(CIS)に、非常に便利な2つの機能拡張(「レンジ」と「エッジ機能」)が発表されました。 CISは、お客様のインターネットに直接接続されているエンドポイント、アプリケーションおよびAPIのために、IBM Cloudの強力なセキュリティーと信頼性、パフォーマンスの課題への解決策を提供します。

「レンジ」は、ネットワーク・セキュリティーを備えたお客様が TCP/UDPアプリケーションと非HTTP/HTTPSポート上のAPIエンドポイントを保護します。「エッジ機能」は、クライアントにインターネット・エッジ・トラフィックをより効率的にフィルタリングする柔軟性を提供するネットワーク・エッジ・プロキシーの強力なカスタマイズを提供します。

「レンジ」を広げる

セキュリティー・エンジニアやIT管理者は、インターネットで直接公開されているインフラストラクチャーの保護という大きな課題に直面しています。この課題は、ゲーム・サービス、リモート・サーバー・アクセス(SSH)、電子メール(SMTP)およびIoTアプリケーションにとって非常に重要です。DDoS攻撃の標的となってしまった場合、エンドユーザーはダウンタイムやパフォーマンスの低下を被ります。さらに、これらのアプリケーションのユーザーは応答時間に非常に敏感なので、応答時間やエンドユーザー・エクスペリエンスに悪影響を与えないセキュリティー・ソリューションの提供が重要となります。

CloudflareのSpectrumサービスを利用したIBM Cloud Internet Services(CIS)「Range (レンジ)』のフロントエンド機能により、TCPおよびUDPを実行するすべてのポートに渡るレイヤ3および4の大規模DDoS攻撃を確実に軽減できます。つまり、企業はCIS Rangeを使用して次のことを実行できるようになりました。

  1. TCPとUDPを使用して、すべてのポートでレイヤ3と4のDDoS攻撃を軽減します。
  2. 特定のIPまたはIP範囲からのトラフィックをエッジでドロップできるように、CIS IPファイア・ウォールと統合してIPまたはIP範囲でトラフィックをブロックします。

CIS Rangeについてはこちらを参照:Enterprise Usage and Package plans

 

エッジ機能(ベータ版)をデプロイする

CISがサポートするパワフルな全ての機能には、シンプルさと柔軟さが組み込まれています。結果として、お客様は、様々な機能の調整を単純にオン・オフのスイッチで実施できるようになっています。CIS エッジ機能では、CISプロキシーで設定できる対象を微調整するための多数のオプションをご利用いただけるようになります。

CIS エッジ機能は、アプリケーションとの間で送受信されるトラフィックの処理をクライアント側に委ねます。これは、世界中の165以上のCloudflareの拠点で構成されるCIS EdgeにJavaScriptコードを展開することで実現しています。ご利用いただけるJavascriptコードは以下のような様々な機能を実現します。

  1. 自分のアプリケーションに対して行われた要求を捕らえて変更する
  2. インターネット上の任意のURLにアウトバウンド要求を出す
  3. API、アプリケーション、エンドポイントなど、インターネットに直接接続されたワークロードに対してトラフィックをより詳細なレベルで管理する

 

お客様は世界中のCISのロケーションよりデプロイすることが可能

お客様は、非常に具体的なキャッシュ・ルールとEdgeでのリダイレクトを通じて、コンテンツの提供方法に固有のカスタマイズを簡単に展開できます。それらは、場所、ユーザ装置、または時間帯によって、消費者に対してより高いレベルの豊かさのパーソナライゼーションを提供することができるようになります。また、お客様は高度なフィルタリング・ロジックを介してCISサービスと対話する方法をより詳細に制御できます。これにより、お客様は次のことを実行できるようになります。

  • 悪意のある、または承認されていない要求を評価し、その後ブロックまたは再ルーティングする
  • 複数のレスポンスを1つのリクエストにまとめる
  • スケーラビリティーのあるA/Bテスト

上記のユースケースに加えて、CIS エッジ機能は、IBM Cloud Functions、IBMのパブリック・クラウド、マルチテナント、マルチリージョン、イベント・ドリブン・アプリケーション用の低コストのコンピュート、APIなどに追加機能を提供します。 CIS エッジ機能を使用して、ネットワーク・エッジでサーバーレス・アプリケーションを実装できます。集中型データセンター・アプリケーション(サーバーレスまたはその他)と連携して(または連携せずに)エッジでサーバーレス機能を実行する機能は、アプリケーション配信のための強力な新機能です。 CIS エッジ機能を使用すると、複雑なロジックやコードをネットワーク・エッジで実行することで、サーバーレス・コンピューティングのメリットを最大化することができます。

CISエッジ機能ベータ版のスタートはこちら: Standard and Enterprise plans

 

原文:
https://www.ibm.com/blogs/bluemix/2019/02/ibm-cloud-internet-services-is-enhancing-the-edge/

More IBM Cloud アップデート情報 stories

自動化ソフトウェア導入の最新情報

cloud, IBM Cloud Blog, IBM Cloud News...

2019 年 6 月 17 日 | 著者: Shekar Madishetty、IBM Digital Bus ...続きを読む


マルチクラウドとは何か

IBM Cloud Blog, クラウドサービス

マルチクラウドとは、一時点で複数のクラウド環境を利用するクラウド活用法です。主に複数のクラウド・ベンダーから提 ...続きを読む


【10/18, 11/15開催】“さわって体感” ハンズオン・セミナー[Cloud Platform編]

IBM Cloud Blog, IBM Cloud Partner Blog, IBM Partner Ecosystem...

“クラウド、コンテナ、アナリティクス、AI・・・” これらの最新技術活用がデジタル変革のためには欠かせないもの ...続きを読む