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ハイブリッド・クラウドでコスト削減、およびアプリケーション・モダナイゼーションROI向上へ

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IBM Z and Cloud モダナイゼーション・センターを利用すれば、かつてないほど簡単にビジネスのモダナイゼーションが実現可能です

メインフレーム・アプリケーションをモダナイゼーションするにはどのようにアプローチしたらよいでしょうか ? 

現在のお客様のアプリケーションは、適切にビジネスを提供し続け、また、長年の投資および組織的なナレッジの集大成でしょう。しかし、デジタル化されたビジネスのニーズに応えるためには、モダナイゼーションが必要です。

パブリック・クラウドに移行し、複雑さ、コスト、および移行のリスクを考慮して、潜在的なメリットを得ますか? 

対象エリアを絞って現在のシステム上に構築し、ハイブリッド・クラウドのアプローチの一部としてパブリック・クラウドを活用しますか?

 

State Farmのモダナイゼーション事例

最近、State Farm が直面している問題があります。
同社は、 IBM Z® プラットフォーム上の既存の基幹システムを活用し最大限の競争優位性を引き出すとともに、より小型でより多くの競合他社を凌ぎたいと考えていました。

そのためには、基幹システムと統合された新しいデジタルサービスの開発を加速させる必要がありました。
ソリューションとして、最新の業界標準のツールを使用して、一貫性のある最新の開発を促進することにより、DevOpsパイプラインおよびプラクティスを IBM z/OS システム上に実装しています。
States FarmのIT アーキテクト、Mark Moncelle氏は「最新の DevOps ツールおよびプラクティスを開発することにより、企業全体にわたった高速開発が可能になります。」と述べています。

BNP Paribasのモダナイゼーション事例

品質と効率の向上のために、 BNP Paribasは基幹システムのためのソフトウェア開発環境を見直しています。
IBM と協力して、オープン・ソース・ツールによる最新の統合開発環境 (IDE) を導入することにより、コストを削減し、品質を向上させることができるIBM Z プラットフォーム上の開発環境を変革しています。
BNP Paribasのメインフレーム部門責任者、 Abdelhakim Loumassine 氏は、「 IBM Z上で動作するアプリケーションやビジネスロジックをより多く公開すれば、ビジネスやお客様へさらなる付加価値の提供ができる」と述べています。最新の開発プラクティスとサービスであるアジャイルにより、BNP Paribas は、ハイブリッド・クラウド・ストラテジーにおいて、IBM Z でビジネス上重要なデータとトランザクションをシームレスに活用できるようになりました。

ビジネスに連携したモダナイゼーション戦略でどのようにROIが向上するのか

最近の IBM Institute for Business Value の調査では、経営幹部の 71% が、メインフレーム・ベースのアプリケーションがビジネス戦略の中心になっていると回答しています。
回答者5人のうち 4 人が、競争に遅れないため、メインフレーム・ベースのアプリケーションのモダナイゼーションと、よりオープンなアプローチの採用もふまえ、迅速な変革が必要であると回答しています。
このレポートでは、経営幹部がメインフレーム・ベースのアプリケーションのモダナイゼーションを視野にいれていることが確認できます。ハイブリッド・クラウド環境を通し、新しいアプリケーションと連携することも考えており、メインフレームとクラウド全体にわたる総合的なデジタル変革戦略を推進することが重要になります。

IBM では、企業が必要なアプリケーションの変更のみをターゲットとして、既存の投資に基づいて構築できるアプリケーション・モダナイゼーションへの、ビジネスに合わせた継続的なアプローチを推奨 しています。モダナイゼーションが必要なのは20%だけなのに、なぜアプリケーション・ポートフォリオ全体の 100% を置き換える必要があるのでしょうか。IBM のアプローチでは、現在の基盤に基づいて構築されています。

アプリケーションのパフォーマンスと管理を合理化しながら、ハードウェアとソフトウェアのコストを最適化します。IBM Z をハイブリッド・クラウド・プラットフォームに統合して、クラウド・ネイティブ開発を完全に活用することで、 API とデータ・モダナイゼーション戦略により、アナリティクスと AI のメインフレーム・データへのアクセスを増やすことで、さらなる収益を引き出すことができます。

その結果、ウォーターフォール開発から企業の DevOps プロセスに移行することにより、ビジネスの俊敏性を向上させることができます。また、自動化された継続的な CI/CD パイプラインは、ビジネス上の優先順位付けを完全におこない、ビジネス全体にわたってオープンおよび標準化され、ツール、スキル、および専門知識をより多く共有することが可能となり、ビジネスの俊敏性を高めます。

最終的に、実証済みのアプリケーション・モダナイゼーション・パターンやアクセラレーション・ツール、IBM z/OS と zLinux、 IBM LinuxONE 、およびパブリック・クラウドを一緒にモダナイゼーションし、導入するための、規範的な「how-to」ガイドおよびショーケースを含むベスト・プラクティスにて、価値を実現する時間を短縮できます。

IBM Z やパブリック・クラウドで、さらに継続的なモダナイゼーションのアプローチを取ることにより、コストを削減し、パブリック・クラウドのみでのアプリケーション移行よりも、より ROI を向上させることができます。 実際、パブリック・クラウドのみでエンタープライズ・アプリケーションをモダナイゼーションする TCO は、 IBM Zのときよりも、最大 80% 高くなっています。

 

ハイブリッド・クラウドの始め方

IBMコンサルティングや多くのエコシステムパートナー様が、IBM Zのお客様がオープンに、ハイブリッド・クラウド・アーキテクチャーの中でアプリケーション、データ、プロセスのモダナイゼーションを加速させる支援をさせていただき、IBM Z and Cloud モダナイゼーション・センターを利用することで、 かつて無いほど簡単にお客様のビジネスのモダナイゼーションを実現することができます。
新しい IBM Z and Cloud Modernization Stack によってアプリケーションのモダナイゼーションを加速します。柔軟で統合されたアプリケーション・モダナイゼーションと、 IBM Z とクラウドの IT オートメーション・プラットフォームによって実現します。

IBM クラウドでの z/OS Development and Test as-a-serviceに関する詳細についてはこちらをご覧ください。

この投稿は、2022年3月7日に、米国 IBM Cloud Blog に掲載されたブログ(英語)の抄訳です。

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