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日本IBM、FY23 Best Oracle Cloud Applications Partner of the yearを受賞

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濱村 良子

濱村 良子
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMコンサルティング事業本部
アソシエイト・パートナー

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 日本IBM)は、日本オラクルSaaSビジネスに関し、最も顕著な功績のあったパートナーとして、Best Oracle Cloud Applications Partner of the yearを昨年に続き受賞しました。Oracle Fusion Cloud ERPにおけるグローバル・パートナーとして、日本オラクルと日本IBMはさらなる協業を目指します。

2023年6月29日、日本オラクル株式会社(以下 日本オラクル)本社で開催されたFY24 OPN Japan Partner Kickoffにおきまして、日本IBMはBest Oracle Cloud Applications Partner of the Yearを受賞しました。これは日本市場におけるOracle Cloud Applications(SaaS)ビジネスに関し、最も顕著な功績のあったパートナーを日本オラクルが表彰するもので、日本IBMが導入した数多くの大規模ERPプロジェクトの実績に加え、タレント・マネジメント、グローバル・パートナーシップ等が評価され、本年も受賞となりました。

日本IBMのオラクル・コンサルティング・チームは、200名を超えるオラクル・アプリケーションの専門知識を持つコンサルタント、エンジニア、アーキテクトを有し、「IBMのコンサルティング力とオラクル技術の融合を、グローバルの総合力で、日本のお客様における基幹業務のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の構想策定と実現をご支援し、社会と未来に貢献する」をビジョンに活動しています。事業戦略の策定からテクノロジーの実装やアウトソーシングまで一気通貫で、特にお客様の中核業務であるサプライチェーンや経理・会計業務、組織・人事および経営管理の領域に強みをもち、オラクル・テクノロジーを活用したコンサルティングの提供と、日本IBMのデリバリー手法に基づくシステム構築・運用保守を行っています。

両社の30年以上にわたる長い協業の歴史に加え、2017年より数多くの日本のお客様へのOracle SaaSを活用したコンサルティング・サービス、導入支援を提供し、実績に基づく教訓や知見を蓄積しています。

図:IBM Consulting for Oracleとして提供するエンドツーエンドのサービス図:IBM Consulting for Oracleとして提供するエンドツーエンドのサービス

提供するオファリングは、クラウド環境への移行を診断する分析アセット「Cloud Impact Assessment(CIA)」から、日本固有の商習慣に対応した間接購買プラットフォームにまで多岐にわたり、オンプレミスやアドオン開発が主流であった日本のERPパッケージ導入の慣習を、日本オラクルと共に“Pure SaaS”のFit to Standard(システム導入時にアドオン開発を行わずに、業務内容を標準機能に合わせること)を活用するアプローチへと変革しています。

FY24 OPN Japan Partner Kickoffでは、多数のオラクル・パートナー企業が集まり、同社の事業戦略やパートナーとの情報共有を実施しました。また、オラクル・コーポレーションのStrategic Partnership統括も交え、活発な意見交換を両社で行いました。お客様からのPure SaaSのニーズに応えるためにオラクル・コンサルタントの育成とリスキリングが急務であることをあらためて共有し、若手コンサルタントやエンジニアの活躍を促進する舞台を整え、パートナー各社と協業しながらOracle Fusion Cloud ERPに加えOracle Fusion Cloud Human Capital Management (HCM)やOracle Cloud Infrastructure (OCI)ビジネスを本格的に立ち上げていくなど、日本市場におけるIBM・オラクル両社の「共創」のための注力施策を明確化しました。

今後も日本IBMがOracle Cloud ERPのトップランナーとしてお客様から評価をいただけるように、お客様とともにOracle SaaSを通しての基幹業務のDXを加速していきます。