[No.55] Web 2.0による企業イノベーション

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no55インターネット上にWebサイトが登場し、その仕組みをエンタープライズ(企業)環境に持ち込んだe-ビジネスが活用されるようになって10年 以上が経過します。その後もWebは発展を続け、Webブラウザーの機能向上、ブラウザー・プログラミング言語の強化、XML(Extensible Markup Language)の活用、ユーザーが参加するサイトの増加といったことが着々と進められてきました。
Web 2.0とは、発展を遂げたインターネットの一般消費者向けWeb環境の特徴を表す言葉です。今一度、Web 2.0で活用されている技術的要素やユーザー参加型によるメリットなどをエンタープライズ・システムへ持ち込もうとする取り組みが始まっています。
Web 2.0はプログラマーなどの工夫によって起こされてきた、いわばインターネットの世界におけるデモクラシーともいえます。ところが、エンタープライズ・シ ステムにおいては、この方法をそのまま取り入れるには課題もあります。エンタープライズ・システムではガバナンスが重要であり、長期的なプランやコスト計 画に基づいた、セキュアで堅牢かつスケーラブルな環境が必要とされます。そこにWeb 2.0を取り込むにはどうしたらよいでしょうか?
IBMでは、自社でWeb 2.0の環境を構築し、そこで得たノウハウを生かして企業向けに製品化したり、さまざまなシステムの構築経験を通してエンタープライズ環境でWeb 2.0技術を安全に活用するためのツールやフレームワークを開発しています。
今回の特集「Web 2.0による企業イノベーション」では、企業システムにWeb 2.0を取り入れていくための多彩なIBMの取り組みを紹介しています。今後、お客様のシステムにWeb 2.0を採用する際のご参考になれば幸いです。
ま た、54号からの連載「日本IBM創立70周年記念企画 イノベーションを支えるソリューションの過去・現在・未来」では、業界別のお客様に対す る日本アイ・ビー・エム株式会社の取り組みとして、通信・メディア・公益、流通、公共のお客様に向けたメッセージをお届けしております。

2007年10月 PROVISION 55号 コンテンツ・リーダー 米持 幸寿

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