ソーシャルライフ

ワーク・ライフ・バランスとソーシャルメディア

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最近、ワーク・ライフ・バランスについて考える機会が多いです。

もちろん、私個人としての興味範囲からきている面もありますが、それを差し引いても耳にする機会が増えていると思います。
はたして、ワーク・ライフ・バランスとはなんでしょうか。と考える前に、まず、言葉が長いので以下頭文字を取って『WLB』と略させていただきます。

さて、まずその定義を考える上で、Wikipediaを引いてみると以下の記載がありました。

 

~引用ここから~
ワーク・ライフ・バランス (Work-life balance) は、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。
~引用ここまで~

 

上記の定義の他、Wikipediaでは「ワーカホリック」「うつ病」「過労死」「家庭崩壊」などをキーワードとして、ネガティブな問題の解決・解消に向け、官民を挙げての取り組みが実施されていると書かれています。

こうして見ると、ただ、キーワードが新しめの言葉に変わっただけで、実は問題の本質は何十年も前からまったく変わっていないんじゃないでしょうか。つまり

 

「ワーク・ライフ・バランス」は古くて新しい問題。団塊世代では「モーレツ社員」と呼ばれていて、むしろネガティブな要素よりもポジティブな面に光があたっていた。

「核家族化」や「バブル崩壊~就職氷河期」、「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」などのさまざまな価値観の変化と多様化が進み、改めてその考え方やコンセプトに光が当たっている

という変化があっただけなんじゃないの? ということです。

 

— 閑話休題 — 

 

この話はこの話で興味深いし、自分の考えをもっとまとめていこうと思っていますが、ひとまずここで、今回のエントリーのタイトルにもした『ワーク・ライフ・バランスとソーシャル・ネットワーキング』について考えたいと思います。

最初に論じたように「WLB」について考える時、キーワードとなるのは「ワーカホリック」「うつ病」「過労死」などのネガティブな要素のようです。でも、同じ「WLB」を考える際に、もっとポジティブな要素をキーとして考えることもできると思うのです。

例えば、私の周り限定ですが、多くの友人や知人は「仕事と生活を一体化し、局面や気分に応じて両者の間を行きつ戻りつする」ワークスタイル、ライフスタイルを実行しています。

 

もう少しわかりやすく言うと

1. 仕事中でもツイッターで日常をつぶやく(例:「カレーうどんナウ!」)。

2. 仕事中でもFacebookで情報交換したり、面白そうなyoutubeのビデオを紹介されれば見てみる

3. 休日でも、仕事上役立ちそうなセミナーがあれば参加する

4. 休日でも、仲間や友人と話している途中で仕事上役立つアイデアを発見し、それをオンライン上やハンドヘルドデバイスにメモしておく

こんな感じで、ワークとライフが普通に結びついてる人が多いです。

 

…そして、これってよくよく考えてみると、どれも昔からみんなやってることじゃないでしょうか。

1や2は、昔は顔を合わせておしゃべりしていたり、パラパラっと雑誌をめくったりしていたのが、オンラインやソーシャルメディア(ツイッターやYoutube)上に変わっただけ。

そして3や4も、ビジネス本を休日に読んだり、飲み屋で仕事のグチこぼしているうちに前向きになれたりってことで、どちらも、昔と本質は変わっていない、同じままなんじゃないかと思うんです。

(この辺の話は、以前書いたエントリー『ソーシャルメディアの普及と企業の擬人化』にも関連してくるかと。)

 

こうして考えると、やっぱり「WLB」は古くて新しい話しですよね。

そして、最近一部で言われているように、バランスの観点(ワーク・ライフ・バランス – WBL)から考えるだけではなく、いかにワークとライフを統合し全体観をもって捉えるか(ワーク・ライフ・インテグレーション – WLI)がポイントになる気がします。

私の中での現在のワーク・ライフ・インテグレーション – WLIの考え方は以下です。

仕事と私生活が相互に好影響を与えあうのがWLIが好ましい状態。それにより自身が満足感を得られ、仕事も上手くいく。

この状態を上手く作り出していくために、ワーク・ライフ・エフェクティブネス – WLEについて検討していくことが必要。

WLIを考える上で、年齢層による以下の傾向の違いが何かのヒントになりそう:

高年齢層‐ワークとライフを切り離した方が心地良く、それぞれで高いクオリティーを維持・発揮できると考える人が多い(気がする)

低年齢層‐ワークとライフを一体化した方が心地良い。そもそもワークとライフを離すことに難しさを覚えたり、そのメリットを理解できない人も多い(気がする)

 

ふー。相変わらず書き始めると長くなります。
ぼんやりとした想いや考えが頭の中でもっとたくさん渦巻いているのですが、もう少し寝かせて上手くまとめてから書きます。

なお、私が書いているのはある意味「ハッピーな状態」にいる人間が考え、書いていることであって、もっと切羽詰った状態の人も世の中にはたくさんいて、その方たちにとっては「何の役にも立たない話し、考え」かもしれないことは自覚しています。

 

いずれにしろ、時間は誰にとっても一日24時間で、泣いても笑っても増えたり減ったり、貸したり借りたりはできないわけで…

おっと、もうこんな時間です。さ、残された時間をバランス良く、エフェクティブに過ごしましょう!

Happy Collaboration!

コラボレーション・エナジャイザー

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