フューチャーデザイン

Amazonにて発売中です『フューチャーデザイナー・ブック – 未来を創る方法論と実践方法 -』

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少々前なのですが、コペンハーゲンの戦略デザインファームBespoke社の本『Book of Futures』の日本語版フューチャーデザイナー・ブック – 未来を創る方法論と実践方法 –』が、Amazonで発売開始されました。

今回、私は翻訳をさせていただきました。

『フューチャーデザイナー・ブック』の日本語版と英語版の写真(黒地に白文字が日本語版です。表紙が目次になっています。)

 

フューチャーデザイナー・ブックは、Bespoke社のデザイン・フレームワークの基礎を解説した本で、以前は彼らのワークショップに参加した方に英語版の書籍をプレゼントしていました。

これまで「英語かぁ…。日本語版があったらなぁ」と何人かが小声で言うのを耳にしていましたが、今後は日本でのワークショップ開催時にはこちらの日本語版をプレゼントさせていただきますね。

 

今回はオンデマンド出版という「注文が入るたびに印刷してAmazonが発送する」というスタイルを取ることにしました。これなら、印刷しすぎて紙や倉庫の無駄を発生させてしまうこともありませんし、発送作業に手間を取られることもありませんので。

一方この仕組みにしたことで、料金は少し高めになってしまいました(なお、私自身とBespokeおよびエンゲージメント・ファーストの収益は実質ゼロ円です)。

ただ、私は出版社から「著者割引」で購入できるので、私と直接顔を合わせる機会がある方には500円引きの¥1,700でお渡しすることが可能です。ご希望の方はご連絡ください。

 

パラパラと立ち読みしたいって方は、以前のブログ記事をどうぞ。いくつかリンク貼っておきます。

 

この本がBespoke流のフューチャーデザインズに興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいし、多くのフューチャーデザイナーが生まれることに少しでも役に立てたら最高の喜びです!

今回の日本語版の出版にあたり、チャンスをくれたエンゲージメント・ファーストの原さんと、細かな部分の確認や修正で多大なサポートをしてくれた我有さんに、最大限の感謝をお伝えします。

忘れてかけていた子どもの頃の「本を出してみたい」って夢が叶いました。嬉しいです。本当にありがとう!

 

あ、それから「Kindle版が出たら購入したい」という方がいたら教えてください。ある程度の人数がいるようであれば、Kindle出版も検討しようと思っています(こちらは価格をグッと押さえて半額くらいにできるかな?)。

最後に、今回の出版に寄せて原さんと我有さんと3人で書いた序文をこちらにも掲載します。

 

エンゲージメント・ファーストより日本語版の出版によせて

 

ビスポーク社との出会いは2017年の秋でした。

弊社親会社のメンバーズは、世界幸福度ランキング1位常連国のデンマークの生産性、働き方、従業員の幸せ、学び方、イノベーションなどをベンチマークし、その考え方や手法を経営の根幹に取り入れようと、経営陣や社員が頻繁にデンマークを訪問し、研究を進めていました。

その際、デンマークに造詣の深い株式会社レアの大本氏に、ビスポーク共同創業者のルネとニコラスの紹介を受けたことがきっかけでした(この3人はデンマークのビジネス・デザイン・スクール「カオスパイロット」の同級生です)。

 

最初のデンマーク訪問で強く感じたのは「心地よさ」「幸福感」でした。家具やグラフィックだけでなく、すべてがデザインされていました。そう、人間や地球が幸せになるような設計が至る所でなされていたのです。

デンマークのデザインスクール・コリングで校長や教授陣と対話した際には、デザインの根底に「People」「Planet」「Play」「Profit」という4Pを掲げていくことを教わり、腑に落ちた気がしました。

その後デンマークを再訪して分かったのは、デンマーク人のDIY精神です。自分のため仲間のため、そして地球のために必要なものならば、自らが動き仲間を集め、一歩でもそこに近づいていこうという意思に満ちた行動力の強さでした。

 

WWFが警鐘を鳴らしている「資源的に地球が2つ必要になる」2030 年が目前に迫ってきています。

目先の利益にこだわり過ぎて行き過ぎてしまった現在の消費社会に変化をもたらすマーケティング革新を起こし、持続可能な社会を創造することをミッションとしている私たちエンゲージメント・ファーストも、 意思に満ちた行動力を強めなければなりません。

 

ピーター・ドラッカーは「未来を予測する最良の方法は、未来を創造することだ」と言いました。本書「フューチャーデザイナー・ブック」は まさにその実践手法を解説した一冊です。

その未来は「未来志向」「社会課題解決志向」「デザイン思考」「共創」「好奇心」を持ってデザインされるもので、希望にあふれる社会へ、会社へ、生活へと向かうものです。

未来をデザインする仲間「フューチャーデザイナーズ」が日本に一人でも多くなるよう、私たちはこの日本語版「フューチャーデザイナー・ブック」をお届けすることとしました。また、年に数回、ビスポークのファシリテーションによるワークショップも提供していきます。

「いつか誰かがこんな社会を、会社を、生活を変えてくれるに違いない」 — こんな風にただ待つのが嫌だったら、一緒にフューチャーデザイナーになりましょう。

 

Happy Collaboration!

コラボレーション・エナジャイザー

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