ソーシャルライフ

ぱちはらダイアログ6〜10

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台本・構成一切なし。ルールは「民主主義」をメインテーマをとすることだけ。それが「ぱちはらダイアログ」です。早いもので、昨日が第10回でした。

第5回を終えたときに1度まとめブログを書いたように、今回は第6〜10回を振り返る…というか、そのおれ的ポイントを書いておこうと思います。

参考: ぱちはらダイアログ1〜5

 

■ 民主主義とサーキュラーエコノミー | ぱちはらダイアログ6(200603)

キーワードは「オランダ」

ゲストはアムステルダム在住のサーキュラーエコノミー&サステナビリティの専門家、西崎こずえさん。

こずえさんは今年1月に0歳児の赤ちゃんを連れて家族3人でオランダに移住したばかりで、出産〜海外移住〜コロナパンデミックという、人生においてそうそう起きないレアな出来事を立て続けて経験されている真っ最中です。

 

オランダは、サーキュラーエコノミーが発展を続けているEUにおいても、その中心地として注目されています。そんなアムステルダムから、コロナ対応などから見えてくるオランダ人のマインドセットや、サーキュラー界隈の最近の動きを教えてもらいました。

あらゆるものがゴミとならずに循環を続けるサーキュラーエコノミーですが、捉え方を変えると消費者・使用者が原料供給者にもなってモノをサーキュラーさせる重要な役割を担っているんですよね。
こずえさんの話から、サーキュラーをより深く捉えられるようになった気がします。

 

■ 民主主義とインクルーシブネス | ぱちはらダイアログ7(200625)

キーワードは「寛容のパラドックス」

ゲストはダウン症の啓発活動を行うNPO法人アクセプションズ代表の古市理代さん。

「もっと人びとが混ざり合う環境を作っていこう」という意識を「混ぜなきゃ危険」というキーワードで訴えているおれにとって、古市さんの話すエピソードはどれも強い説得力を持つものでした。

そしてとても印象的だったのが「寛容のパラドックス」の話です。

 

寛容はとても重要だけど、不寛容に対しても寛容でい続けていては、不寛容が蔓延して寛容の居場所がなくなってしまう…。

分かりやすい例を挙げれば、「自由社会なのだから何をするのも自由」と言ってひどい犯罪を犯す人を許していては、犯罪が跋扈する社会になってしまいます。ヘイトを許していては、ヘイトに溢れた世界になってしまうってことです。

ダウン症の息子さんを持つ古市さんは、これまで何度となく寛容/不寛容にセンシティブにならざるを得ない立場に置かれてきたと思います。その彼女が「寛容のパラドックス」について語ることの意味って、とても大きいと思いませんか?

 

■ 民主主義と国際協力 | ぱちはらダイアログ8(200716)

キーワードは「シアバター」

ゲストは筋金入りの国際協力女史で、イギリスの大学院卒業間近の江田慶子さん。

江田ちゃんとは10年前、彼女が国際協力NGO ピースウィンズ・ジャパンで働いていた頃から仲良くなり、何度か彼女が企画したイベントにゲストとして呼んでもらったり、一時期ブルキナファソに住んでいた彼女が帰国したタイミングでイベントを企画させてもらったりとしていました(『アフリカのサラリーマンと身近な二次情報』)。

 

なお、江田ちゃんは来月から国際協力機構の発展途上国ビジネス支援での仕事が決まったそうです。頑張ってね!

そしてダイアログでも紹介しているブルキナファソのシアバターを販売するオンラインショップ「注文の多いシアバター店」もみなさんぜひ応援してあげてください!!

 

■ 民主主義と企業、ブランド | ぱちはらダイアログ9(200804)

キーワードは「ワーク@デンマーク」

ゲストはデンマークの腕時計ブランドNordgreenにお勤めの岡安夏来さん。

夏来さんと直接顔を合わせたのは、彼女がフォルケホイスコーレに入学するためにデンマークに向かうちょっと前でした。「デンマーク大好きキャラ」を当時勤めていた会社で確立していたって話は以前に聞いていました(『フォルケホイスコーレとヒュッゲ – EPOCH MAKERSイベントレポート』)。

が! まさか彼女が仕事を見つけ、そのままデンマークで暮らすことになるなんてことは私は想像していませんでした。

 

デンマーク企業のワークスタイルについては最近よくウェブ記事などでも目にしますが、働き始めておよそ1年の日本人が、編集なし台本なしで語っている姿を目にできるのは結構貴重な機会なんじゃないかなって思います。

デンマークで働いてみたいって方は、ぜひご覧ください!

 

■ 民主主義と教育 | ぱちはらダイアログ10(200813)

キーワードは「ホール・チャイルド・アプローチ」

ゲストは一般社団法人FutureEdu代表理事の竹村詠美さん。

昨日終えたばかりのホヤホヤです。おもしろかった〜。詠美さんからは「対話がグッと深まるから、できたら事前に『Most Likely To Succeed』って映画を観ておいて欲しい」と言われていました。これがめっちゃおもしろくい映画で、2日続けて観ちゃいました。めっちゃ心に刺さった!
最初の10分間は「あ〜、こりゃまた別のAIディストピア煽り映画か?」と思ったのですが、まったく違いました。

 

詠美さんは最近『新・エリート教育 混沌を生き抜くためにつかみたい力とは?』という著書を出版されているんですが、おれ的にはどうにもイケ好かないタイトル過ぎて(エリート教育って言葉にどうしても嫌悪感が湧いてきちゃう…ww)手に取らずにいたんですが、日本と世界でいろいろ見てきた話、そして現在の取り組みを聞いたら、興味津々過ぎて読まずにはいられません。

 


気になるものがありましたか?

ネットワーク環境の悪さなどから音声が非常に聞きにくい回もあるのですが、話している内容はどれも間違いなく(少なくともおれにとっては)おもしろいですよ!。

これからもまだまだ続けますよ〜。

Happy Collaboration!

 

コラボレーション・エナジャイザー

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