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鎌倉投信の新井和宏さんの話を3x3Laboで聞いてきました

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イメージ投資は「きれいごと」で成功する』を読み興味を深め、その後昨年末に33Laboでの説明会に参加してファウンダーで代表取締役の鎌田さんにちょっといぢわるな質問をしてみたところすごく丁寧に回答してもらいすっかり納得し、ファンになって鎌倉投信さんの「結い2101」というファンドを買ったのが今年の1月。

そして先週、今度は『投資は「きれいごと」で成功する』の著者であり、鎌倉投信さんのファンドマネージャーである新井和宏さんのお話を聞く機会がありました。

場所は最初の説明会と同じく33Laboで、エコッツェリア協会の田口真司さんとの対談だったのですが、著書の内容を改めて味わうようなとても良い対談でした。

いくつかの言葉がとても印象深く、自分がもやもやと思っていることと組み合わさって、今も頭の中に強く残っています。

そんな新井さんの言葉をベースに、会場で感じたことを書いておきます。

なお、いずれ正式なレポートがエコッツェリア協会のサイトに公開される予定だそうで、楽しみです。

■ 客観しかなく主観がない

多くの人たちが自分の意見を持たず、データの裏付けや第三者機関の評価だけに頼って判断したり行動したりするのは、「だって決めたのは私ではなく他の誰かですから」という逃げの姿勢の表れで、覚悟や責任からの逃避。

人間の強みは主観であり、納得ではなく共感するにはそこに主観が必要。客観性とデータだけで判断していくやり方では、人はコンピューターに勝てない。

「私はこう思う」ではなく、「ここにいるみんながそう思っています」とか「我々日本人はこうなのです」とかって、主語を大きくして語りはじめちゃう人っていますよね。

これってなんだか「客観しかなく主観がない」という新井さんの言葉と、土台の部分ではつながっている気がします。

たしかに、「自分」よりも所属している組織などを優先しなきゃいけない状況があることも事実ですが、でも、そうじゃなくていつでもどこまで行ってもそちらの立ち位置だけで語る人っていますよね…。

「主語がでかいと述語が勇ましくなる」なんて言葉もあります。気を付けたいですね。

■ ステキな出会いはどこからくるのか

「私は、こういう考えを持っています。そしてこういうことをやっている人です」と、自ら「ニオイ」を発信していることが、ステキなつながりを生みだすコツ。自分から探すことももちろん大切だが、相手に見つけてもらったり理解してもらうこともすごく重要。

また、いくらいいことをしていても、それを発信しなければ拡がってはいかない。 そしてステキな人やすごい人であっても、上下間を強く感じさせるような相手は避けている。

「ニオイを発信する」という表現に思わず「分かる!」と声を出してしまいました。そして「上下感を強く感じさせるような相手は避けている」というのに膝を打ちました。

他にも「僕の周りには”Give and Take”ではなく”Give and Give”の人たちばかり。でも実は、そういう人たちも、褒めて欲しい人に褒めてもらえたり愛して欲しい人に愛してもらえたりすることで、十分Takeしているのだ」ということを言われていました。

これは私なりの解釈ですが、この感覚が得られない相手が「上下感を強く感じさせる相手」だと思います。

言葉にするのは難しいのですが、そういう人って、何をしても双方向にならずに断続的な一方向性の流れにしかならないというか…。

要するに、コミュニケーションを重ねても、暖かいものや高めてくれるものが流れてこなくて、コラボレーションが成立しづらいんですよね。

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■自分たちだけですべてはやれないしやる必要もない

鎌倉投信が手を広げてすべてをやろうとする必要などまったくない。その存在や理念が知られるように結果を出し続け、伝えて続けていけば、それを別のところに波及させていくことができる。

例えば、社会に高い価値を与えている良い会社を応援するという、鎌倉投信と同様のスキームを大企業向けにやる金融機関が出てくるかもしれない。あるいは鎌倉投信の評価基準を自社の指針に取り入れる企業が出てくるかもしれない。

そんな動きを大きくしていくためにも、結果を出し続け、伝え続けていく。

これを聞いて、なんだかとても救われた気がしました。

自分の無力さに絶望的な気分になったら、この言葉を思い出したいです。

対談会場には、新井さんと田口さんの師匠筋にあたるという横浜国立大学の三戸教授もいらしていて、最後に言葉の大切さをおもしろい表現でお話しされていました:

「想いが言葉として発せられることで気体となり、それが書き留められて固体となる。固体となるから残っていく」。

私もそれに倣って、固体とした言葉をデジタルにシェアしていきます。

最後に、他にも気になったキーワードを。

  • 妄想族は一ケ所に集まっている
  • 目先の効率とその裏側の面倒くさいこと
  • 気を付けるべきは失敗そのものではなく失敗に対する態度

Happy Collaboration!

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