働きかた

私が活躍できる仕事をIBM社内で探しています

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※諸事情により、数週間公開を見合わせておりました。投稿内容は11月時点のものとなります。

 

もろもろの事情から、現在所属している日本アイ・ビー・エム(以下IBM)のCIOサービスという部門から近々離れることになりました。

トータル8年くらい所属したのかな? すごく楽しい思いやいい経験をたくさんさせていただきました。満足してます。ご一緒させていただいた皆さま、本当にありがとうございました!

 

そしてここしばらく、「それでは、離れてどうしようか何をしようか(何をしないか)?」と考えていました。

以下の3つのうちのどれが、今の自分に1番ちょうど良い — 心地良さと都合の良さを備えている — だろうかと。

 

  • IBMからも仕事からもしばらく離れる。デンマークのフォルケホイスコーレに入学する。
  • IBMから離れるが仕事からは離れない。別の会社に転職するか起業/個人事業主になる。
  • IBM内で転職する。私がやりたい仕事と私を求めていてる仕事のマッチングを社内で探す。

 

正直、3つのすべてにそれぞれの魅力があり、またそれでしか得られないものがあるためかなり悩みました。

そしてじっくり悩んだ結果、「今この状況にいるからこそできること」から少しずつ可能性の間口を広げていくことにしました。具体的には、自分のこだわりを最優先しつつ、IBM社内で私のこだわりと得意なことを活かせそうなポジションが存在していないか、私を欲している採用権を持った人がいないかを、社内ブログを通じて自分の声で広く呼びかけてみることとしました。

 

以下、社内ブログから一部抜粋します。


私が活躍できる仕事を探しています(八木橋 パチ 昌也)

自分で言うのもなんですが、私は個性的だと自覚していますし、こだわりを持って仕事をしたいタイプの人間です。そしてIBM社内で一般的に求められるようなスキルはほとんど持っていません。

そんな私ですが、以下のような私の「得意なこと」と「こだわり」に合いそうな仕事をお持ちで、かつ採用権をお持ちの方がいらっしゃれば、お話しさせてもらえないでしょうか。

 

■ 得意なこと

ライティング – オンライン記事や雑誌などのテキストや、インタビュー記事、広告コピーなどの作成。

ストーリーテリング – ビジョンや狙い、チャレンジなどを、多くの人に分かりやすく伝え共感を得るためのストーリーやコンプトの作成、伝達方法のプランニング、セッションやプレゼンテーションの実施。

コミュニティー・マネージャー – オンラインやオフラインのコミュニティーの立ち上げや運用、活性化など。また、コミュニティーに関係するイベントの企画や運営、進行など。

ワークショップと研修 – 目的に合わせたワークショップや研修の企画、デザイン、および当日のファシリテーションなど。

翻訳と通訳 – 英日/日英の翻訳と逐次通訳。

 

■ こだわり

人と関わり、相手や周囲を幸せにしている実感を得られる仕事をしたい。

組織や社会に価値を提供している、良い方向に近づけるための活動をしていると感じていたい。

言葉のスペシャリストとしてのスキルを活かしたい、伸ばしたい。

自主性や創造性が活かせて、場所や時間の自由がある状況で働きたい。

ルーティンや管理業務ではなく、変化のある環境にいたい。

 

これらのすべてを満たす仕事を手に入れられるとは思っていません。でも、少なくてもいくつかの要素にマッチすれば、モチベーションと幸福感を高く保ちながら良いパフォーマンスを発揮できると思います。

私にとって重要なのは「何をするか」(あと、「誰と」(自分を欲してくれる人)も)です。なので、給与も勤務地もどこでも構いません。

 

個人的なつながりのある相手にだけコンタクトしたり、メールベースでクローズに相談するだけというのは、私にとっては古いやり方だし工夫も進化も面白みも足りないと感じるのです。

ソーシャルウェブやコラボレーションツールのもたらす「つながりの深化や拡がり」を信じ、声高にその魅力と可能性を語り続けてきた者として、自分らしいアイデアと行動で自分の可能性を拡げることは、私にとっては絶対に必要なことだと信じています。


 

さて、これでこだわりを満たし得意を発揮できる仕事、つまり私が幸福を追求して周囲にも幸福を与える仕事をIBM社内で見つけ出すことができるのか。私には分かりません。

でも、これで見つからなければさらに一歩踏み出せばいいだけです。話は簡単、社内に見つからなければ社外に呼びかければいいし、それでも見つからなければデンマークのフォルケホイスコーレに応募すればいい。

 

私の独立にもフォルケホイスコーレ入学にも、どちらも遅すぎるってことはないし、今と3年後あるいは5年後でそれほど大きな違いはなさそうな気がします。

一方で、今IBMを退社したら、その後IBM内でやりたいことを見つけても入社し直すのは大変だろうしめんどくさそうです(IBMにはゴマンと出戻り社員がいるものの、やっぱり入社手続きそのものはかなり面倒です…)。

 

それからもう一つ、まずIBM社内で仕事を探してみようって思った理由があります。

これはあまり口にしていないのですが、やっぱり私はまだ十分IBMに、というかIBMの仲間である社員のみんなに恩返しができていない気がしています。

去年、IBMの80周年企画で300人以上の社員から投票いただきワイルドダックコンテストで優勝し、「勇気をもらえた」とか「新しい考えをどんどん実行している」と言ってもらえました。

でもその後、果たして何かワイルドなことができているかな? みんなを勇気付けるようなことをしたかな? って思うと、全然ダメなんじゃないかなって。

 

そんなわけで、社内ブログにFA宣言というか、逆オファー依頼を書きました。

IBM社内においては従来になかった新しい社内転職への形を模索することで、どうこれが転がろうと、何かのきっかけやヒントをIBM社内に残していくことができると思ったんです。

 

結果がどうなるか、まだはっきりしたことは言えません。

でも、これをきっかけにいろんなことが動き出しているのは間違いないです。

 

今回、「このブログのことをIBM社外に書くのはよした方がいいかも」と、私のことを心配して何人かの友人が言ってくれました。

でも、IBMへの恩返しと同じように、社外の誰かにとって働きかたや仕事へのアプローチの参考になるかもしれないと思ったので書きました。

 

なお、IBM社内には社内公募制度があり、異動の機会はたくさん用意されています。それでも実際には、異動の多くは公募ではなくクローズな形で進んでいるのが実態ではないかと感じています。

そんな理由から、私にとっては「異動」は待ちのニュアンスを内在しているように響き、私が取ったアクションはそれとは違うものだと感じています。なので社内転職という言葉で表現させてもらいました。

ぜひ、皆さんの感想やコメントがあれば聞かせてください。

Happy Collaboration! 

 

Collaboration Energizer

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