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私の越境体験

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今度、とあるクローズドなイベントで、「私の越境体験」というお題でショートプレゼンをやることになりました。

いくつか「これは絶対に話しをしよう」と決めているものもあるのですが、なかなか取捨選択ができない…。話したいことがあり過ぎる …とは言え、今回はグッと絞り込みたいので、まずはちょっと頭の整理を兼ねてブログに書いてみようと思います。

■ 境界線を超える

■ 誘われたら乗ってみるって越境じゃない?

■ 負けを認めるって越境じゃない?

 


◾︎ 境界線を越える

越境という言葉の意味を改めて調べると「境界線を越えること」。とあって、なかなか重たい響きです。境界線があるところって、だいたいトラブルが生まれるところって感じがします。

英語だと一番よく使われるのはcross-border(クロスボーダー)でしょうか。でもなぜか、私の場合、越境と聞くと頭に浮かぶのはtransition(トランジション)だったり、transformation(トランスフォーメーション)だったりします。

 

トランジションは「返還」や「移行」。同じ語源のトランジットだと「乗り換え」って意味になりますね。

トランスフォーメーションは「変形」や「変容」。さらに昆虫などの「変態」を表す言葉でもあります。

どちらも、越境という言葉に私は似ていると思うのですが…どうですか?  越境だと重たかった言葉が、トランジットやトランスフォーメーションだともっと身近だし、さほど大変そうな感じがしなくなりませんか?

 

 

大抵の場所は、自分がいる所から最寄りのポイントまで行くのに乗り換えが必要になるもの。行き先が遠くなれば、飛行機や複数の乗り物を乗り継ぎながら向かって行くのも珍しくないですよね。大変と言えば大変だけど、別にそれほど恐れる必要はないですよね。

ところで、変態中の蛹って、一度ドロドロに溶けてから蝶や蛾になるそうです。すごくない?! むしろ越境なんて楽チンじゃん!?

 

■ 誘われたら乗ってみるって越境じゃない?

私は昔からずっと「ルーティンが苦手/好きじゃない」と言い続けてきたのですが、最近、「本当はルーティンの安心感が好きなくせに」という声が心の奥から聞こえてくるようになりました。

いや、正確に言えば、前からときどきは聞こえて来てたんですが「うるせー、お前は黙ってろ!」と押し殺そうとしてました。

 

でも、本当は安心感も好きだしルーティーンも好きなんだよね…。で、同じくらいルーティーンの安心感を好きと感じることが嫌い。つまり安心感とルーティーンを好きな自分が嫌い…だったんだけど、今は「嫌い」じゃなくて「苦手」くらいの表現が心地よい感じ。

と長々と自己開示を書きましたが、ここで言いたいことは別のことです。

誘われたら乗ってみるって、越境だと思うのです。あるいは、越境につながりやすいって。

 

 

例えば、私は今すっかりデンマークにはまって、デンマークの会社とパートナーシップを結んで今度その会社の本を翻訳出版したり、彼らが来日してワークショップやるときには通訳をしたりしていますが、元はと言えば去年の1月、仲間に「パチ、お前も一緒にデンマークに行こうぜ!」って飲んでる席で誘われて、それにYes! って即答したところから始まりました。

それまで、デンマークがヨーロッパのどこにあるかも知らないくらいだったのに。

 

そもそも翻訳とか通訳とか言ってるけど、英語だって「どうせぷらぷらフリーターしてるんだったら、一緒にワーホリに行こうよ」って誘われてニュージーランドで暮らし始めた27歳まで中学2年生レベルだったし。

さらにはIBMに入社したのだって、それまで散々ケンカばっかりしていたとあるマネージャーに「あんたみたいな暴れん坊が必要なのよ」って声かけてもらったのがきっかけだし。

 

要するに、私のような「ルーティーンの安心感」という、越境とは縁遠そうなものに本質的には惹かれてしまう人でも、誘われたらまず乗ってみると、どこか違う行き先に到着するんじゃないかな?

 

■ 負けを認めるって越境じゃない?

「負けを認める」から越境しやすくなるんじゃない? だって、そこそこで負けたんだもん。次のステップに進むしかないじゃない? ピボットするなり、まったく違った道に向かうなりするしかないじゃない?

負けてないフリしたり、負けてもなんてことないフリしたりすることが悪いことだとは思わないけど、でも、越境したいなら、越境はちょっと大げさならトランジットやトランスフォーメーションをしたいなら、いやもっとシンプルに何か新しいことをしたいなら、負けを認めるのはいいスタート方法なんじゃないかなぁ?

 

さらに、「負けました!」って周りの人に伝えるのも良い手かもしれません。

「だったら、一緒にxxxをやってみない?」なんて誘われることも増えるかもしれないしね。

 

 

私は私の越境を踊ります。みんなはみんなの越境を踊ればいいんじゃないかな。

でも、もし、私と一緒に踊った方が楽しそうだなって思う人がいたら、「一緒に踊らない?」って声かけてください。

誘われたら乗ってみるって、越境だと思うのです。あるいは、越境につながりやすいって。

 

Happy Collaboration!

コラボレーション・エナジャイザー

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