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未来づくりはまちづくり (「1階づくりはまちづくり」超私的レポート)

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昨夜は、連続セミナー「まちづくりって何?」 | QUOL に参加してきました。

お目当てはグランドレベル代表の田中元子さんの話を聞くこと。昨年、noteに「グランドレベル研究所*デンマーク・コペンハーゲン」というシリーズがあるのを発見して興味を持ち、その流れで今年のお正月に『マイパブリックとグランドレベル 今日からはじめるまちづくり』という彼女の本を読みました。

それからずっと直接お話を聞く機会がないかなぁと思っていたんです。

 

いくつか、写真と心に強く響いたポイントを紹介します。

(なお、正式なレポートは近いうちにQUOLさんから出ると思います。私がここに書くのはあくまでも「私にはこんな風に聞こえた」ということです。)

 

まちにある「接点」は、種類が多い方がいいし頻度も多い方がいい。

いろんな種類のいろんな想いを持ったカラフルな1階がたくさんある街のほうが豊かだし健康的。

 

集まりたい人が集まれる場所も重要だけど、でも、むしろ集まりたくないけどときに集まらなきゃ生きられない、生きづらいのも人間で、そういう場所も重要。

喫茶ランドリーはそれ自体が多様性を内包している場であり、多様さを受け入れる「受け皿」でもある。

あまねく人々に両手を広げていたい。その実践が私にとってのまちづくり。そういう人やアプローチが増えて欲しいし、それが「普通」になって欲しい。

10年後、人の価値観ではなく自分の価値観でやりたいことをやる人が増えていると思うし、普通になっていると思う。

 

「まちづくりは全方位的なもの」と分かっていれば、自分で全部を見ようとかやろうとかはしないはず。

わたしはファーストダンサー、一人目の踊り子。周りも踊りたくなるように空気を作って、みんなが踊り出したらそっと消え去り忘れてもらう。きっかけなんてなんでもいいのだから。

 

喫茶ランドリーでは「尊敬できる人」を採用している。そして働き方の方針は「小言を言わない」こと。

イキイキとやってもらうことで得られるものと、注意して萎縮させてしまって失うものと、その大きさは比べ物にならない。その人のいいところを伸ばしたい。

 

前回のブログ記事にこんなことを書きました:

そしてそんな団地の中、私は近所の人とほとんど何もやりとりをしません。廊下やエレベーターで顔を合わせれば挨拶をする程度で、誰かを訪ねることはおろか、話をするために足を止めることもほぼゼロです。

私は、そんな自分を少し…いや、本当はかなり責めていました。「なにがコラボレーション・エナジャイザーだ。自分のお膝元では、何一つ活動していないじゃないか。口ばっかりか!」と。

でも、やっぱり、近所の人たちと付き合いたいという気持ちがわいてこないのです。

付き合えば楽しいのかもしれないけど、そもそも付き合いたいという思いがないのに、無理に付き合うきっかけを自分から作ろうとは思えないのです。なんか、そんなの、嘘っぽいなって気がしてしまうのです。

 

でも、数カ月前から少しだけ意識していることがあって。それは、できるだけ、近所の公園やベンチなどの公共スペースを使っている人たちに笑顔を向けることです。

「ウェルカム。ポジティブな気持ちで同じ場所にいますよ」というサインをひっそりと送ること。

こういう活動にも意味があるし、それでいいじゃないって思わせてくれたのは田中元子さんの本でした。

「まちづくりって何をつくっているの?」という問いに「世界平和。だってやっぱり世界は地続きでしょ。」と答える田中さんに、思わずQAタイムに「あなたの本のおかげで、自分を責める気持ちを手放すことができました」と感謝の気持ちを伝えさせていただきました。

 

私は狭義の「まちづくり」にはほぼ興味がないですし、その関係では何も実践していないのに等しいです。でも、自分とその周辺の未来づくりには強く興味があって、それに向けてはいろいろ活動をしています。

それが、私のまちづくりで私のパブリックなんだと思うのです。

 

Happy Collaboration!

 

コラボレーション・エナジャイザー

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