IBM Content Collector

バージョン 4.0.1

クイック・スタート・ガイド

製品のインストール前にこのガイドをお読みください。

各国語版: 他の言語のクイック・スタート・ガイドを入手するには、インストール・メディアから該当する言語の PDF を印刷してください。

製品の概要

IBM Content Collector は、Lotus® DominoMicrosoft Exchange Server、SMTP 経由の E メール、Microsoft SharePointIBM Connections、およびファイル・システム用に設計されたアーカイブ・ソリューションです。 IBM Content Collector には数多くの機能が組み込まれていますが、その一部を以下に挙げます。
  • 中央リポジトリーへの電子文書のアーカイブ
  • アーカイブされたドキュメントのリストア
  • アーカイブされた E メールの検索
  • Lotus iNotes と Outlook Web App のサポート

ステップ 1: ソフトウェアおよび資料を入手する

IBM Content Collector を IBM パスポート・アドバンテージから ダウンロードするには、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24038842 にあるダウンロード資料の説明に従ってください。

この製品オファリングには、製品 DVD が含まれています。

インストールの説明を含む詳しい説明については、Web 上で http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSAE9L_4.0.1/contentcollector_4.0.1.htm に用意されている IBM Content Collector 製品資料、および http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27042659 に用意されている IBM Content Collector 資料ライブラリーを調べてください。

ローカルにインストールされたバージョンの IBM Knowledge Center に アクセスするには、「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM Content Collector」 > 「インフォメーション・センターを開く」を 選択します。

ステップ 2: ハードウェアおよびシステム構成を確認する

ハードウェア要件とソフトウェア要件の詳細については、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27042658 をご覧ください。
IBM Content Collector Server をインストールする前に、インストール前提条件を確認してください。
  1. 以下のソフトウェアが専用 IBM Content Collector サーバーにインストールされていることを確認します。
    1. ターゲット・リポジトリー・プラットフォームに応じて、次のように異なります。
      • IBM Content Manager: IBM Content Manager V8 API (8.5 よりも前のバージョンに対応する IBM Information Integrator for Content)
      • IBM FileNet® P8: Content Engine .NET API および Content Engine Java API
    2. 以下のソース・システム・ライブラリー。
      • Lotus Domino E メール・システム: インストール・パッケージに含まれている Domino サーバー。 Domino Server インストールの初期セットアップを実行しますが、Lotus Domino サービスは使用不可に設定します。
      • Microsoft Exchange E メール・システム: Microsoft Outlook
        1. Outlook を起動し、管理 Exchange 資格情報を使用してメール・サーバーへのメール接続を確認します。この管理 Exchange 資格情報は、Exchange 環境にアクセスして E メールをアーカイブするために IBM Content Collector Email Connector で使用する予定の資格情報です。
        2. Outlook をデフォルトの E メール・クライアントにします。
        3. インストールを続ける前に、Outlook を停止します。IBM Content Collector のインストール中は、Outlook を実行しないでください。
  2. Microsoft SharePoint コネクターは、接続するそれぞれの SharePoint サーバー上またはファーム内の 1 つの Web Front End サーバー上で、Web サービスおよびその他のコンポーネントのインストールを必要とします。
  3. ターゲット・リポジトリー・システムが FileNet P8 であれば、FileNet P8 オブジェクト・ストアをセットアップして構成します。 詳しくは、http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSAE9L_4.0.1/contentcollector_4.0.1.htm にある製品資料で、オブジェクト・ストアで全文索引付けを有効にするための説明を参照してください。

ステップ 3: 製品をサーバーにインストールする

IBM Content Collector コンポーネントをインストールするには、以下の手順に従ってください。
  1. IBM Content Collector サーバー・コードとテキスト検索サポートが入っているパーツをダウンロードします。 システム・セットアップおよび要件に応じて、他のパーツもダウンロードしてください。 インストール・パッケージを空のディレクトリーに解凍します。 または、製品 DVD を挿入してください。
  2. Windows のエクスプローラーで、 インストール・パッケージの解凍先のディレクトリーに移動するか、または DVD ドライブに移動します。
  3. 必要であれば、IBM Content Collector のテキスト検索サポートIBM Content Manager Library Server にインストールしてください。 ¥CM8Text¥operating_system ディレクトリーで、インストール・ファイルをダブルクリックします。
  4. IBM Content Collector Server をインストールするには、¥Server¥install.exe ファイルをダブルクリックしてください。
  5. 画面に表示される指示に従います。
  6. 初期構成ウィザードは、IBM Content Collector Server インストール後の最終の手順として開始します。
    重要: IBM Content Collector クラスターでは、初期構成ウィザードは 1 台の IBM Content Collector サーバーでのみ実行できます。 クラスター内の他のノードでは初期構成ウィザードを実行しないでください。

サーバー・インストール・プログラムと初期構成を正常に完了した後、Content Collector Server 上の IBM Content Collector サービスが、デフォルトの SYSTEM アカウントを使用して実行されていないことを確認します。 これらのサービスは、Content Collector サーバーに対して管理特権を持つユーザー・アカウントで実行する必要があります。 詳しくは、製品資料を参照してください。

必要に応じて、他の Content Collector コンポーネントをインストールしてください。

IBM Content Collector バージョン 4.0 からアップグレードを行うには、以下の手順を実行します。

  1. 現在の Content Collector インストール済み環境のコンポーネントおよびプロセスをすべて停止します。
  2. カスタマイズ済みプロパティー・ファイルがあれば、それらのバックアップをとります。
  3. IBM Content Collector バージョン 4.0.1 をインストールします。 初期構成ウィザードは実行しないでください。詳しいアップグレード手順については、http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSAE9L_4.0.1/contentcollector_4.0.1.htm にある製品資料を参照してください。
  4. アップグレードの後、サービス・アカウントをアップグレードの前に使用していたものに変更し、構成マネージャー を使用して 構成 Web サービス を再度使用可能にします。
  5. Content Collector サービスを開始します。このサービスは、手動で開始する必要があります。

追加情報

IBM Content Collector の技術サポート情報 (http://www.ibm.com/support/entry/portal/overview/software/enterprise_content_management/content_collector) にアクセスします。

IBM Content Collector 資料ライブラリーが、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27042659 に用意されています。