パスワード・コマンド

機密保護管理者は、これらのコマンドを使用することで、ユーザー・プロファイルと関連付けられたパスワードの割り当て、変更、検査、または再設定を行うことができます。

表 1. パスワード・コマンド
コマンド名 記述名 機能
CHGDSTPWD 専用保守ツール・パスワード変更 DST セキュリティー機能プロファイルを、システム出荷時のデフォルトのパスワードにリセットする。
CHGPWD パスワード変更 ユーザー自身のパスワードを変更する。
CHGUSRPRF ユーザー・プロファイル変更 ユーザーのパスワードなど、ユーザー・プロファイルに指定された値を変更する。
CHKPWD パスワード検査 ユーザーのパスワードを検査する。 例えば、ユーザーにパスワードを再入力させて特定のアプリケーションを実行する場合は、 CL プログラムに CHKPWD を使用して、パスワードを検査することができる。
CRTUSRPRF1 ユーザー・プロファイル作成 システムにユーザーを追加する際、ユーザーにパスワードを割り当てる。
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CRTUSRPRF を実行する場合、*USRPRF を独立補助記憶域プール (ASP) に作成するように指定することはできません。 ただし、ユーザーが独立 ASP 上のオブジェクトに対する専用権限を持っている場合、 ユーザーが独立 ASP 上のオブジェクトの所有者である場合、またはユーザーが独立 ASP 上のオブジェクトの 1 次グループである場合は、 プロファイルの名前が独立 ASP に保管されます。 独立 ASP を別のシステムに移動すると、 専用権限、オブジェクト所有権、および 1 次グループ記入項目は、 ターゲット・システム上の同じ名前のプロファイルに接続されます。 プロファイルは、ターゲット・システムに存在しなければ作成されます。 ユーザーに特殊権限は必要なく、 パスワードは *NONE に設定されます。