ファイル・セキュリティーの計画

データベース・ファイルにある情報は、 ユーザーのシステムにとって通常最も重要な資産です。資源セキュリティーによって、ファイル内の情報を表示、 変更および削除できる人を管理できます。

状況に応じてファイルに対して異なる権限が必要な場合、借用権限を使用できます。

システム上の重要なファイルについては、そのファイルに対する権限を 持つユーザーを記録してください。グループ権限および権限リストを使用する場合、 これらの方法によって権限を持っているユーザーを、 直接許可されたユーザーに加えて記録しておく必要があります。借用権限を使用する場合、借用プログラム表示 (DSPPGMADP) コマンドを 使用して、特定のユーザーの権限を借用するプログラムをリストできます。

ユーザーはまた、システム上でジャーナル機能を利用して、重要なファイルに 対しての活動を監視することもできます。ジャーナルの主な目的は 情報の回復ですが、セキュリティー・ツールとしても使用できます。それにはファイルにアクセスした人とその方法の記録がとられています。ジャーナル表示 (DSPJRN) コマンドを使用して、定期的にジャーナル項目の サンプリングを見ることができます。