光ディスク・コマンド

この表は、光ディスク・コマンドに必要な特定権限をリストしたものです。

(Q) で識別されるコマンドは、共通権限 *EXCLUDE で出荷されます。 共通権限 *EXCLUDE を指定して出荷されるコマンド には、コマンドに対して許可されている IBM 提供の ユーザー・プロファイルが示されています。機密保護担当者は、*USE 権限を他のユーザーに認可することができます。

コマンド 参照オブジェクト 必要な権限
オブジェクト ライブラリー 光ディスク・ボリューム 1
ADDOPTCTG (Q) 光ディスク装置 *USE *EXECUTE  
ADDOPTSVR (Q) サーバー CSI *USE *EXECUTE  
CHGDEVOPT4 光ディスク装置 *CHANGE、 *OBJMGT *EXECUTE  
CHGOPTA (Q)        
CHGOPTVOL テキスト記述を変更する場合のボリュームのルート・ディレクトリー (/)5 *W 適用外 適用外
光ディスク装置 *USE *EXECUTE *CHANGE3
サーバー CSI *USE *EXECUTE 適用外
CHKOPTVOL 光ディスク装置 *USE *EXECUTE *USE
ボリュームのルート・ディレクトリー (/) *RWX 適用外 適用外
CPYOPT 光ディスク装置 *USE *EXECUTE *USE - ソース・ボリューム
      *ALL - ターゲット・ボリューム
ソース・ファイルのパスにおける各先行ディレクトリー *X 適用外 適用外
宛先ファイルのパスにおける各先行ディレクトリー *X 適用外 適用外
ソース・ファイル (*DSTMF)5 *R 適用外 適用外
宛先ファイルの親ディレクトリー *WX 適用外 適用外
ディレクトリーを作成している場合の親ディレクトリーの親 *WX 適用外 適用外
CPYOPT SLTFILE(*ALL) によって置き換える場合の宛先ファイル *W 適用外 適用外
SLTFILE(*CHANGED) によって置き換える場合の宛先ファイル *RW 適用外 適用外
ソース・ディレクトリーに先行するパス内の各ディレクトリー *X 適用外 適用外
ターゲット・ディレクトリーに先行するパス内の各ディレクトリー *X 適用外 適用外
CPYOPT コピーされているディレクトリー 5 *R 適用外 適用外
項目が入っている場合のコピーされているディレクトリー *RX 適用外 適用外
ターゲット・ディレクトリーの親 *WX 適用外 適用外
SLTFILE(*ALL) によって置き換える場合のターゲット・ディレクトリー *W 適用外 適用外
SLTFILE(*CHANGED) によって置き換える場合のターゲット・ディレクトリー *RW 適用外 適用外
項目を作成する場合のターゲット・ディレクトリー *WX 適用外 適用外
CPYOPT ソース・ファイル *R 適用外 適用外
SLTFILE(*ALL) によって置き換える場合の宛先ファイル *W 適用外 適用外
SLTFILE(*CHANGED) によって置き換える場合の宛先ファイル *RW 適用外 適用外
CRTDEVOPT4 光ディスク装置   *EXECUTE  
CVTOPTBKU 光ディスク装置 *USE *EXECUTE *ALL
DSPOPT DATA (*SAVRST)5 の場合のパス接頭部 *X 適用外 適用外
(*SAVRST) の場合のファイル接頭部 2 *R 適用外 適用外
光ディスク装置 *EXECUTE *USE  
サーバー CSI *USE *EXECUTE  
DSPOPTLCK        
DSPOPTSVR サーバー CSI *USE *EXECUTE  
DUPOPT 光ディスク装置 *USE *EXECUTE *USE - ソース・ボリューム
      *ALL - ターゲット・ボリューム
INZOPT ボリュームのルート・ディレクトリー (/) *RWX 適用外 適用外
光ディスク装置 *USE *EXECUTE *ALL
LODOPTFMW ストリーム・ファイル *R 適用外 適用外
パスの接頭部 一般的な規則を参照してください。
RCLOPT (Q) 光ディスク装置 *USE *EXECUTE  
RMVOPTCTG (Q) 光ディスク装置 *USE *EXECUTE  
RMVOPTSVR (Q) サーバー CSI *USE *EXECUTE  
STRNETINS (Q)6 ネットワーク光ディスク装置 *USE *EXECUTE  
WRKHLDOPTF2 光ディスク装置 *USE *EXECUTE *USE
サーバー CSI *USE *EXECUTE  
WRKOPTDIR2 光ディスク装置 *USE *EXECUTE *USE
サーバー CSI *USE *EXECUTE  
WRKOPTF2 光ディスク装置 *USE *EXECUTE *USE
サーバー CSI *USE *EXECUTE  
WRKOPTVOL2 光ディスク装置 *USE *EXECUTE  
1
光ディスク・ボリュームは、実システム・オブジェクトではありません。ボリュームの保護に使用される、 光ディスク・ボリュームと権限リストとの間のリンクは、 光ディスク・サポート機能によって保守されます。
2
光ディスク・ユーティリティーから起動可能なオプションは 7 つあります。 これらのオプション自体は、コマンドではありません。 これらのオプションと、そのオプションが必要とする、光ディスク・ボリュームに対する権限を以下に示します。
  • ファイル削除: *CHANGE
  • ファイル名変更: *CHANGE
  • ディレクトリー削除: *CHANGE
  • ディレクトリー作成: *CHANGE
  • ボリューム名変更: *ALL
  • 保留光ファイルのリリース: *CHANGE
  • 保留光ファイルの保管: *USE - ソース・ボリューム、*Change - ターゲット・ボリューム
3
ボリュームのセキュリティーに使用されている権限リストを変更するには、 現在その光ディスク・ボリュームのセキュリティーを管理している 権限リストに対しての、権限リスト管理権限が必要です。
4
このコマンドの使用には、*IOSYSCFG 特殊権限が必要です。
5
この権限検査は、光媒体形式が Universal Disk Format (UDF) である場合にのみ行われます。
6
このコマンドを使用するには、*JOBCTL 特殊権限を持っていなければなりません。