プログラム機能へのアクセスの制限

プログラム機能へのアクセスを制限することで、アプリケーション、 アプリケーションの一部、またはプログラム内の機能を誰が使用できるかを、 定義することができます。

このサポートは、資源保護を置き換えるものではありません。プログラム機能へのアクセスを制限しても、ユーザーが、 別のインターフェースから (ファイルやプログラムなどの) 資源にアクセスできなくなるわけではありません。 この機能は、以下のプロセスで検査を実行します。

プログラム機能へのアクセスの制限により、API では以下のようなタスクを実行できるようになります。 アプリケーション内でこの機能を使用するには、アプリケーションの導入時に、 アプリケーション・プロバイダーがこの機能の登録を行わなければなりません。 登録済みの機能は、アプリケーションの特定機能のコード・ブロックに対応します。 ユーザーがアプリケーションを実行する際、アプリケーションが、コード・ブロックを呼び出す前に使用検査 API を呼び出し、 そのコード・ブロックに関連付けられた機能を使用する権限がユーザーにあるかどうかを検査します。 ユーザーがその登録済み機能の使用を許可されていれば、 そのコード・ブロックが実行されます。ユーザーが機能の使用を許可されていなければ、 ユーザーはそのコード・ブロックを実行できません。

システム管理担当者は、機能へのアクセスを誰に許可するか、 誰を拒否するかを指定します。管理者は、プログラム機能へのアクセスを管理する、機能使 用法処理 (WRKFCNUSG) コマンドを使用するか、 IBM® Navigator for i のアプリケーション管理を使用することができます。