ライブラリー・コマンド

この表は、ライブラリー・コマンドに必要な特定権限をリストしたものです。

(Q) で識別されるコマンドは、共通権限 *EXCLUDE で出荷されます。 共通権限 *EXCLUDE を指定して出荷されるコマンド には、コマンドに対して許可されている IBM 提供の ユーザー・プロファイルが示されています。機密保護担当者は、*USE 権限を他のユーザーに認可することができます。

コマンド 参照オブジェクト 必要な権限
オブジェクト用 操作対象ライブラリー用
ADDLIBLE ライブラリー   *USE
CHGCURLIB 新規現行ライブラリー   *USE
CHGLIB8 ライブラリー   *OBJMGT
CHGLIBL ライブラリー・リストに入れられるすべてのライブラリー   *USE
CHGSYSLIBL (Q) 新規リストのライブラリー   *USE
CLRLIB3 ライブラリーから削除されるすべてのオブジェクト *OBJEXIST *USE
オブジェクト・タイプ *DTADCT14、*JRN14、*JRNRCV14、*MSGQ14、*SBSD14 オブジェクト・タイプに関して、DLTxxx コマンドに必要な権限を参照  
ASP 装置 (指定された場合) *USE  
CPYLIB4 取り出し元ライブラリー   *USE
受け入れ先ライブラリー (存在する場合)   *USE、*ADD
CHKOBJ、CRTDUPOBJ コマンド *USE  
CRTLIB コマンド、ターゲット・ライブラリーが作成中の場合 *USE  
コピーされるオブジェクト CRTDUPOBJ コマンドを使用して オブジェクト・タイプをコピーする際に必要となる権限。  
CRTLIB9 ASP 装置 (指定された場合) *USE  
DLTLIB3 ライブラリーから削除されるすべてのオブジェクト *OBJEXIST *USE、*OBJEXIST
オブジェクト・タイプ *DTADCT14、*JRN14、*JRNRCV14、*MSGQ、*SBSD14 オブジェクト・タイプに関して、DLTxxx コマンドに必要な権限を参照  
ASP 装置 (指定された場合) *USE  
DSPLIB ライブラリー   *READ
ライブラリー内のオブジェクト5 *EXCLUDE 以外の何らかの権限  
ASP 装置 (指定された場合) *EXECUTE  
DSPLIBD ライブラリー   *EXCLUDE 以外の何らかの権限
EDTLIBL リストに追加するライブラリー   *USE
RCLLIB ライブラリー   *USE、*OBJEXIST
RSTLIB (Q)7、17、19 媒体定義 *USE *EXECUTE
ライブラリー (存在する場合)   *READ、*ADD
メッセージ待ち行列がすでに存在しているライブラリーに、復元されるメッセージ待ち行列 *OBJOPR、*OBJEXIST7 *EXECUTE、*READ、
*ADD
権限を借用するプログラム 所有者または *ALLOBJ および *SECADM *EXECUTE
保管ライブラリー (VOL(*SAVVOL) が指定される場合)   *USE6
ライブラリーに復元中のすべてのオブジェクト *OBJEXIST3 *EXECUTE、*READ、 *ADD
作成されるオブジェクトを所有するユーザー・プロファイル *ADD6  
磁気テープ装置、ディスケット装置、または光ディスク装置 *USE *EXECUTE
出力ファイル (指定されている場合) 一般規則を参照 一般規則を参照
出力ファイルに対する QSYS/QASAVOBJ フィールド参照ファイル (出力ファイルが指定されていて、存在していない場合) *USE *EXECUTE
RSTLIB (Q) テープ (QSYSTAP) またはディスケット (QSYSDKT) ファイル *USE6 *EXECUTE
QSYS/QPSRLDSP 印刷装置出力 (OUTPUT(*PRINT) が指定されている場合) *USE *EXECUTE
保管ファイル *USE *EXECUTE
光ディスク・ファイル (OPTFILE)12 *R 適用外
光ディスク・ファイルのパス接頭部 (OPTFILE)12 *X 適用外
光ディスク・ボリューム 11 *USE  
ASP 装置記述 15 *USE  
RSTS36LIBM 取り出し元ファイル *USE *EXECUTE
受け入れ先ファイル *CHANGE *EXECUTE
受け入れ先ライブラリー *CHANGE *EXECUTE
装置ファイルまたは装置記述 *USE *EXECUTE
RTVLIBD ライブラリー   *EXCLUDE 以外の何らかの権限
SAVLIB18 ライブラリーのすべてのオブジェクト *OBJEXIST6 *READ、*EXECUTE
媒体定義 *USE *EXECUTE
保管ファイル (空である場合) *USE、*ADD *EXECUTE
保管ファイル (中にレコードが存在する場合) *USE、*ADD、 *OBJMGT *EXECUTE
活動メッセージ待ち行列保管 *OBJOPR、*ADD *EXECUTE
磁気テープ装置、ディスケット装置、または光ディスク装置 *USE *EXECUTE
出力ファイル (指定されている場合) 一般的な規則を参照してください。 一般的な規則を参照してください。
QSYS/QASAVOBJ フィールド参照ファイル (出力ファイルが指定されていて、 存在しない場合) *USE6 *EXECUTE
QSYS/QPSAVOBJ 印刷装置出力 *USE6 *EXECUTE
コマンド・ユーザー・スペース (指定されている場合) *USE *EXECUTE
SAVLIB 光ディスク・ファイル 12 *RW 適用外
光ディスク・ファイルの親ディレクトリー (OPTFILE)12 *WX 適用外
光ディスク・ファイルのパス接頭部 (OPTFILE)12 *X 適用外
光ディスク・ボリュームのルート・ディレクトリー (/)12、13 *RWX 適用外
光ディスク・ボリューム 11 *CHANGE  
ASP 装置記述 15 *USE  
SAVRSTLIB ソース・システムで、SAVLIB コマンドに必要なものと同じ権限。    
ターゲット・システムで、RSTLIB コマンドに必要なものと同じ権限。    
SAVS36LIBM 物理ファイルへの保管 *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ディスケットの場合の QSYSDKT、またはテープの場合の QSYSTAP、 およびすべてのコマンドには、装置に対する権限が必要です。 *OBJOPR *EXECUTE
物理ファイルへの保管 (MBROPT(*ADD) が指定される場合) *ADD *READ、*ADD
物理ファイルへの保管 (MBROPT(*REPLACE) が指定される場合) *ADD、*DLT *EXECUTE
取り出し元ライブラリー   *USE
WRKLIB 10,16,20 ライブラリー   *USE
1
活動化されているライブラリーに必要な権限が、この列に表示されます。 例えば、ADDLIBLE を使用して、ライブラリー CUSTLIB をライブラリー・リストに 追加するには、CUSTLIB ライブラリーに対して使用権限が必要です。
2
すべてのライブラリーが QSYS ライブラリーにあるので、 QSYS ライブラリーに必要な権限はこの列に示されます。
3
ライブラリー内のいくつかのオブジェクトのオブジェクト存在がない場合、 それらのオブジェクトが削除されることはなく、またライブラリーも完全に消去、 削除されることはありません。 許可されたオブジェクトのみが削除されます。
4
CRTDUPOBJ コマンドに適用されるすべての制限事項は、このコマンドにも 適用されます。
5
ライブラリー内のオブジェクトに対する権限がない場合、 そのオブジェクトについてのテキストは *NOT AUTHORIZED と表示されます。
6
*SAVSYS 特殊権限を持っている場合、指定されている権限は 必要ありません。
7
オブジェクト相違許可 (ALWOBJDIF) パラメーターに *NONE 以外の値を指定するには、*ALLOBJ 特殊権限が必要です。
8
ライブラリーの CRTOBJAUD 値を変更するには、 *AUDIT 特殊権限を持っていなければなりません。CRTOBJAUD 値のみを変更する場合は、*OBJMGT は必要ありません。CRTOBJAUD 値とその他の値も変更する場合には、*OBJMGT が必要です
9
*SYSVAL 以外の CRTOBJAUD 値を指定するには、*AUDIT 特殊権限を 持っていなければなりません。
10
個々の操作を使用するには、その操作に必要な権限を持っていなければなりません。
11
光ディスク・ボリュームは、実システム・オブジェクトではありません。ボリュームの保護に使用される、 光ディスク・ボリュームと権限リストとの間のリンクは、 光ディスク・サポート機能によって保守されます。
12
この権限検査は、光媒体形式が Universal Disk Format である場合にのみ行われます。
13
この権限検査は、光ディスク・ボリュームをクリアしている場合にのみ行われます。
14
このオブジェクトは、独立 ASP で有効です。
15
権限は、保管または復元操作でライブラリー・ネーム・スペース切り替えが必要な場合のみ必須です。
16
このコマンドには *ALLOBJ 特殊権限が必要です。
17
PVTAUT パラメーターに *YES を指定するには、*ALLOBJ 特殊権限が必要です。
18
PVTAUT パラメーターに *YES を指定するには、*ALLOBJ または *SAVSYS 特殊権限が必要です。
19
DFRID パラメーターに名前を指定するには、*SAVSYS 特殊権限が必要です。
20
IBM® i データベース機密保護管理者機能 (QIBM_DB_SECADM) に対する権限を与えられている場合は、オブジェクトに対する指定された権限は不要です。