ジャーナル・コマンド

以下の表に、ジャーナル・コマンドに必要な特定権限をリストします。

(Q) で識別されるコマンドは、共通権限 *EXCLUDE で出荷されます。 共通権限 *EXCLUDE を指定して出荷されるコマンド には、コマンドに対して許可されている IBM 提供の ユーザー・プロファイルが示されています。機密保護担当者は、*USE 権限を他のユーザーに認可することができます。

コマンド 参照オブジェクト 必要な権限
オブジェクト用 ライブラリーまたはディレクトリー用
ADDRMTJRN ソース・ジャーナル *CHANGE、*OBJMGT *EXECUTE
ターゲット・ジャーナル   *EXEC、*ADD
APYJRNCHG (Q) ジャーナル *USE *EXECUTE
ジャーナル・レシーバー *USE *EXECUTE
ジャーナル処理済み変更が適用される統合化ファイル・システム以外のオブジェクト *OBJMGT、 *CHANGE、 *OBJEXIST *EXECUTE、*ADD
ジャーナル変更が適用される統合化ファイル・システムのオブジェクト *RW、*OBJMGT *RX (サブツリーが *ALL の場合)
APYJRNCHGX (Q) ジャーナル *USE  
ジャーナル・レシーバー *USE  
ファイル *OBJMGT、 *CHANGE、 *OBJEXIST' *EXECUTE、*ADD
CHGJRN (Q) ジャーナル・レシーバー (指定されている場合) *OBJMGT、*USE *EXECUTE
付加ジャーナル・レシーバー *OBJMGT、*USE *EXECUTE
ジャーナル *OBJOPR、 *OBJMGT、*UPD *EXECUTE
ジャーナル (RCVSIZOPT(*MINFIXLEN) が指定されている場合) *OBJOPR、 *OBJMGT、*UPD、 *OBJALTER *EXECUTE
CHGJRNA (Q) 10      
CHGJRNOBJ9 ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT  
統合化ファイル・システム以外のオブジェクト *READ、*OBJMGT  
統合化ファイル・システムのオブジェクト *R、 *OBJMGT *X
オブジェクト・パス SUBTREE(*ALL) *RX、 *OBJMGT  
オブジェクト・パス SUBTREE(*NONE) *R、 *OBJMGT  
CHGRMTJRN ソース・ジャーナル *CHANGE、*OBJMGT *EXECUTE
ソース・ジャーナル *USE、*OBJMGT *EXECUTE
CMPJRNIMG ジャーナル *USE *EXECUTE
ジャーナル・レシーバー *USE *EXECUTE
ファイル *USE *EXECUTE
CPYAUDJRNE8 出力ファイルはすでに存在する。 *OBJOPR、 *OBJMGT、*ADD、 *DLT *EXECUTE
出力ファイルが存在しない   *EXECUTE、*ADD
CRTJRN ジャーナル   *READ、*ADD
ジャーナル・レシーバー *OBJOPR、 *OBJMGT、*READ *EXECUTE
DLTJRN ジャーナル *OBJOPR、 *OBJEXIST *EXECUTE
DSPAUDJRNE8      
DSPJRN6 ジャーナル *USE *EXECUTE
ジャーナル (FILE(*ALLFILE) が指定されているか、 オブジェクト選択が指定されていないか、指定したオブジェクトがシステムから削除されているか、指定したオブジェクトがジャーナル処理されていないか、選択したジャーナル・コードに *IGNFILSLT あるいは *IGNOBJSLT が指定されているか、OBJJID が指定されているか、またはジャーナルがリモート・ジャーナルである場合) *OBJEXIST、*USE *EXECUTE
ジャーナル・レシーバー *USE *EXECUTE
統合化ファイル・システム以外のオブジェクト (指定されている場合) *USE *EXECUTE
出力ファイル 一般的な規則を参照してください。 一般的な規則を参照してください。
統合化ファイル・システムのオブジェクト (指定されている場合) *R (オブジェクトがディレクトリーであり、SUBTREE (*ALL) が指定されている場合は *X も可能) *X
DSPJRNMNU1      
ENDJRN 統合化ファイル・システム・コマンドを参照してください。
ENDJRNAP ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ファイル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ENDJRNLIB ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ライブラリー *OBJOPR、 *OBJMGT、*READ  
ENDJRNOBJ ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
オブジェクト *OBJOPR、 *READ、 *OBJMGT *EXECUTE
ENDJRNPF ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ファイル *OBJOPR、 *OBJMGT、*READ *EXECUTE
JRNAP2      
JRNPF3      
RCVJRNE ジャーナル *USE *EXECUTE
ジャーナル (FILE(*ALLFILE) が指定されているか、 オブジェクト選択が指定されていないか、指定したオブジェクトがシステムから削除されているか、指定したオブジェクトがジャーナル処理されていないか、選択したジャーナル・コードに *IGNFILSLT あるいは *IGNOBJSLT が指定さ れているか、OBJJID が指定されているか、またはジャーナルがリモート・ジャーナルである場合) *OBJEXIST、*USE *EXECUTE
ジャーナル・レシーバー *USE *EXECUTE
統合化ファイル・システム以外のオブジェクト (指定されている場合) *USE *EXECUTE
統合化ファイル・システムのオブジェクト (指定されている場合) *R (オブジェクトがディレクトリーであり、SUBTREE (*ALL) が指定されている場合は *X も可能) *X
出口プログラム *EXECUTE *EXECUTE
RMVJRNCHG (Q) ジャーナル *USE *EXECUTE
ジャーナル・レシーバー *USE *EXECUTE
ジャーナル処理済み変更が除去される統合化ファイル・システム以外のオブジェクト *OBJMGT、 *CHANGE *EXECUTE
RTVJRNE ジャーナル *USE *EXECUTE
ジャーナル (FILE(*ALLFILE) が指定されているか、 オブジェクト選択が指定されていないか、指定したオブジェクトがシステムから削除されているか、指定したオブジェクトがジャーナル処理されていないか、選択したジャーナル・コードに *IGNFILSLT あるいは *IGNOBJSLT が指定さ れているか、OBJJID が指定されているか、またはジャーナルがリモート・ジャーナルである場合) *OBJEXIST、*USE *EXECUTE
ジャーナル・レシーバー *USE *EXECUTE
統合化ファイル・システム以外のオブジェクト (指定されている場合) *USE *EXECUTE
統合化ファイル・システムのオブジェクト (指定されている場合) *R (オブジェクトがディレクトリーであり、SUBTREE (*ALL) が指定されている場合は *X も可能) *X
RMVRMTJRN ソース・ジャーナル *CHG、*OBJMGT  
SNDJRNE ジャーナル *OBJOPR、*ADD *EXECUTE
統合化ファイル・システム以外のオブジェクト (指定されている場合) *OBJOPR *EXECUTE
統合化ファイル・システムのオブジェクト (指定されている場合) *R *X
STRJRN 統合化ファイル・システム・コマンドを参照してください。
STRJRNAP ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ファイル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
STRJRNLIB ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ライブラリー *OBJOPR、 *OBJMGT、*READ  
STRJRNPF ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
ファイル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
STRJRNOBJ ジャーナル *OBJOPR、*OBJMGT *EXECUTE
オブジェクト *OBJOPR、 *READ、 *OBJMGT *EXECUTE
WRKJRN 4 (Q) ジャーナル *USE *READ7
ジャーナル・レシーバー *USE *EXECUTE
WRKJRNA6 ジャーナル *OBJOPR およびデータ権限 (*EXECUTE を除く) *EXECUTE
ジャーナル・レシーバー5 *OBJOPR およびデータ権限 (*EXECUTE を除く) *EXECUTE
1
WRKJRN コマンドを参照 (このコマンドには同じ機能があります)。
2
STRJRNAP コマンドを参照。
3
STRJRNPF コマンドを参照。
4
特定の機能が選択された操作の実行時に呼び出された場合は、 追加の権限が必須になります。 例えば、オブジェクトを復元するには RSTOBJ または RST コマンドに必須の権限が なければなりません。
5
*OBJOPR および *OBJEXIST 権限は、レシーバーを削除するオプションが 選択される場合、ジャーナル・レシーバーに必須です。
6
JRN(*INTSYSJRN) を指定する場合、*ALLOBJ 特殊権限が なされなければなりません。
7
ジャーナルのライブラリーに対する *READ 権限は、WRKJRN メニューを 表示するのに必須です。 ライブラリーに対する *EXECUTE 権限は、メニューのオプションを 使用するのに必須です。
8
このコマンドを使用するには、*AUDIT 特殊権限を持っていなければなりません。
9
PTLTNS(*ALWUSE) を指定する場合、*ALLOBJ 特殊権限を持っていなければなりません。
10
このコマンドを使用するには、*JOBCTL 特殊権限を持っていなければなりません。