変更の始まり

保管と復元に関する考慮事項

特定のユーザーの権限収集データ・リポジトリーは保管も復元もされません。 ユーザー・プロファイル内の権限収集活動標識が保管および復元されます。

権限収集リポジトリー

機密保護データの保管 (SAVSECDTA) コマンドやその他の保管インターフェースには特定のユーザーの権限収集データを保管するためのサポートはありません。 権限収集データを保管するためには、まず、QSYS2.AUTHORITY_COLLECTION ビューに照会して、権限収集データを DB2® テーブル (*FILE オブジェクト) に書き込む必要があります。権限収集データをテーブルに書き込む例については、権限収集データの表示を参照してください。 そのようにすると、必要に応じて、DB2 テーブル・オブジェクトの保管と復元を行うことができます。

権限収集活動標識

ユーザー・プロファイル内の権限収集活動標識は、SAVSECDTA コマンドの使用時に各プロファイルごとに保管されます。

ユーザー・プロファイル復元 (RSTUSRPRF) コマンドを使用してプロファイルが復元されると、権限収集活動標識は次のように復元されます。
  • 媒体上のプロファイルで権限収集が活動状態になっている場合は、当該ユーザーの権限収集リポジトリーがシステムに存在しているかどうかを調べる検査が行われます。 存在している場合は、復元されたユーザー・プロファイルの権限収集は活動状態になります。 存在していない場合は、復元されたユーザー・プロファイルの権限収集は権限収集の終了 (ENDAUTCOL) コマンドによってオフにされます。
  • 媒体上のプロファイルで権限収集が活動状態になっていない場合は、復元されたユーザー・プロファイルの権限収集は活動状態になりません。
変更の終わり