権限収集の終了
特定のユーザーに対する権限収集を終了することができます。
権限収集の終了 (ENDAUTCOL) コマンドは、指定されたユーザーに対する権限収集を停止します。 このユーザーのすべての情報が収集されるようにするには、ENDAUTCOL コマンドを、指定されたユーザーのもとで実行されているすべてのジョブが終了した後で実行しなければなりません。 タイプが *FILE である DB2® オブジェクトの場合は、ファイル・オープン、その後のファイル入出力、およびファイル・クローズの各操作中に権限情報が収集されます。*FILE オブジェクトの完全な権限情報が収集されるようにするためには、*FILE オブジェクトが完全にクローズされるようにする必要があります。
指定されたユーザーに対する権限収集の開始と終了は、それぞれ STRAUTCOL コマンドと ENDAUTCOL コマンドを使用して行うことができます。 特定のユーザーに対する権限収集が終了された後、STRAUTCOL コマンドを使用してその権限収集を再始動することができます。 このようにすれば、権限収集が再始動されたとき、追加の権限データの収集が可能になります。
このユーザーに対する権限収集を終了しても、権限収集リポジトリーは削除されません。 データはリポジトリーが削除されるまでリポジトリー内に残ります。