コミットメント制御

コミットメント制御は、データ保全性を保証するための機能です。コミットメント制御は、データベース・ファイルまたはテーブルなどのリソースへの変更をまとめてトランザクションとして定義し、処理します。

コミットメント制御は、個々の変更をまとめたグループ全体の変更がトランザクションに参加しているすべてのシステムで確実に生じることを保証するか、またはその変更が何も生じないことを保証します。DB2® for IBM® i は、コミットメント制御機能を使用して、*NONE (コミットなし) 以外の分離レベルで実行中のデータベース・トランザクションをコミットおよびロールバックします。

コミットメント制御を使用して、ジョブ、ジョブ内の活動化グループ、またはシステムが異常終了する場合にシステムが再始動できるようにアプリケーションを設計することができます。コミットメント制御を使用すると、アプリケーションを再び開始させた時に、以前の障害に起因する未完了のトランザクションのためにデータベースに部分的な更新が残ることがないという保証を得られます。

注: コード例を使用すると、コードに関するライセンス情報および特記事項の条件に同意したことになります。