アクセス・パスを保護するためにシステムが選択する方法
システムは周期的にアクセス・パス・エクスポージャーを検査し、 影響を受けたすべてのアクセス・パスを再作成するのにかかる時間を見積もります。 その再作成時間がアクセス・パスの目標回復時間を超える場合、 システムは保護のために付加的なアクセス・パスを選択します。
アクセス・パスが影響を受けるのは、 レコードが追加または削除されたため、またはキー・フィールドが変更され、 これらの変更がまだディスクに書き込まれていないためにアクセス・パスが変更されたときです。 システムは周期的にアクセス・パス・エクスポージャーを検査し、 影響を受けたすべてのアクセス・パスを再作成するのに必要な時間を見積もります。 その再作成時間がアクセス・パスの目標回復時間を超える場合、 システムは保護のために付加的なアクセス・パスを選択します。 さらに、アクセス・パスの再作成のための見積時間がアクセス・パスの目標回復時間を常に下回る場合、 システムはアクセス・パスの保護を取り消すこともできます。 ファイルの回復属性は、アクセス・パスを保護するかどうかを判別するときには使用されません。
SMAPP による保護に適していないアクセス・パスには、以下のようなものがあります。
- MAINT(*REBLD) を指定するファイル
- すでに明示的にジャーナルされているアクセス・パス
- QTEMP ライブラリーのアクセス・パス
- 基礎となる物理ファイルが異なるジャーナルにジャーナルされているアクセス・パス
- 待機状態でジャーナルにジャーナルされているファイル
- ユニコード (ICU) 分類順序テーブルおよび集約エンコード・ベクトル索引にインターナショナル・コンポーネントを使用する一部のアクセス・パス
アクセス・パスの回復の表示 (DSPRCYAP) コマンドを使用して、 SMAPP に適していないアクセス・パスのリストを表示することができます。