ノード・グループの表示コマンド

ノード・グループの表示 (DSPNODGRP) コマンドは、ノード・グループ内のノード (システム) を表示します。

また、ノード・グループの区分化構造も表示されます (区分化については、『DB2® マルチシステムでの区分化』で説明します)。

次の例は、GROUP1 という名前のノード・グループを、 そのノード・グループに関連する区分化構造とともに表示する方法を 示しています。この情報は、ワークステーションに 表示されます。Information Center のトピック「制御言語 (CL)」に、DSPNODGRP コマンドに関する詳細情報があります。
DSPNODGRP NODGRP(LIB1/GROUP1)

ノード・グループ名を指定して DSPNODGRP コマンドを実行すると、ノード・グループの表示画面が示されます。この画面には、 システム名 (リレーショナル・データベースの列に示されたもの) と、 そのシステムに割り当てられたノード番号が示されます。これは、どのシステムがどのノード番号を持つかを決めるための 直接的な方式です。

図 1. ノード・グループの表示: データベースとノード番号の相関
ノード・グループの表示

 
ノード・グループ :   GROUP1         ライブラリー :   LIB1
 
リレーショナル・                 ノード
データベース                      番号
SYSTEMA                              1
SYSTEMB                              2
SYSTEMC                              3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

終わり F3= 終了   F11= データの区分化   F12= 取消し   F17= 最上部   F18= 最下部
 

各区画番号に割り当てられたノード番号を見るには、 F11 (区画設定データ) をノード・グループの表示画面で使用します。次の画面は、 各区画番号に割り当てられたノード番号を示しています。システムとノード番号間での (またはノード番号からシステムへの) マッピングは 、DSPNODGRP コマンドを使用して簡単に実行することができます。

図 2. ノード・グループの表示: 区画番号とノード番号の相関
                         ノード・グループの表示
 
 ノード・グループ :   GROUP1         ライブラリー :   LIB1
 
      区画           ノード
      番号            番号     
        0               1
        1               2
        2               3
        3               1
        4               2
        5               3
        6               1
        7               2
        8               3
        9               1
       10               2
       11               3
       12               1
       13               2
       14               3
続く...
F3= 終了   F11= ノード・データ   F12= 取消し   F17= 最上部   F18= 最下部
 
次の例は、GROUP2 というノード・グループ内のシステムのリストを、 関連する区分化構造とともに印刷するものです。
DSPNODGRP NODGRP(LIB1/GROUP2) OUTPUT(*PRINT)