AppWatcher プロセスの開始と停止

AppWatcher プロセスは、他のデータ・コレクション・プロセスを管理し、データ・コレクション・プロセスが実行していない場合は再開します。

このタスクについて

モニター・データのキャプチャーが使用可能な場合、 エンジン・システムの起動時に AppWatcher プロセスが自動的に開始します。InfoSphere® Information Server のバージョン 11.3 より前のリリースのために AppWatcher プロセスを開始するメソッドを実装していた場合、それは不要になりました。

AppWatcher プロセスは、/InformationServer/Server/DSODB/logs ディレクトリーにログ・ファイルを作成します。 AppWatcher のすべての開始要求と停止要求が、AppWatcher_Cmd.log ファイルに記録されます。

AppWatcher が開始されると、AppWatcher_Svc-YYYYMMDDHHMMSS.log という名前のログ・ファイルが作成されます。ここで、YYYYMMDDHHMMSS は、AppWatcher インスタンスが開始された日付と時刻です。 このファイルは、AppWatcher のこのインスタンスに発生した問題の記録に使用されます。

AppWatcher プロセスの開始

次のコマンドを使用すると、AppWatcher プロセスを開始できます。

手順

AppWatcher プロセスを開始します。
オプション 説明
UNIX および Linux の場合 /InformationServer/Server/DSODB/bin ディレクトリーから次のコマンドを発行します。
DSAppWatcher.sh -start
このコマンドは、dsadm または同等のユーザーとして実行する必要があります。AppWatcher プロセスがバックグラウンドで実行され、他のプロセスの開始が終了すると、直ちにコマンドが戻されます。 コマンドは、他のプロセスが RUNNING の状態に入るのを待ちません。

このコマンドは、InfoSphere Information Server エンジンの開始スクリプトの uvadmin -start コマンドと同じ場所に追加します。

Windows 次のコマンドを発行して、Windows サービスを開始します。
net start "DataStage AppWatcher Service"
コマンドが失敗すると、サービス固有の次のリターン・コードが、失敗のメッセージに表示されることがあります。
1
AppWatcher サービスは既に実行中です。
3
モニター・データの収集が構成ファイルで使用可能になっていないため、 AppWatcher サービスが開始されませんでした。
21
AppWatcher プロセスの開始要求がタイムアウトになりました。

Windows の「サービス」ダイアログで「スタートアップの種類」を「自動」に設定すると、システムをリブートしたときに AppWatcher サービスが開始されるように設定できます。

AppWatcher プロセスの停止

次のコマンドを使用すると、AppWatcher プロセスを停止できます。

手順

AppWatcher プロセスを停止します。
オプション 説明
UNIX および Linux の場合 /InformationServer/Server/DSODB/bin ディレクトリーから次のコマンドを発行します。
DSAppWatcher.sh -stop
コマンドが、AppWatcher プロセスとこのプロセスが管理するすべてのデータ・コレクション・プロセスを停止します。
Windows 次のコマンドを発行して、Windows サービスを停止します。
net stop "DataStage AppWatcher Service"
コマンドが、AppWatcher プロセスとこのプロセスが管理するすべてのデータ・コレクション・プロセスを停止します。