このタスクについて
ジョブの検証、実行、またはスケジューリングを行う場合、
次の操作を行うことができます。
- ジョブに関連付けられたジョブ・パラメーターを変更し、ジョブ・パラメーターとして定義された環境変数の値を設定します。(ジョブ・パラメーターのデフォルト値を設定することもできます。)
- ジョブの実行に対して設定されているデフォルトの処理行数の上限 (サーバー・ジョブとジョブ・シーケンスのみ) および警告メッセージの制限をオーバーライドします。
- 複数のジョブ呼び出しを作成するために呼び出し ID を割り当てます。
必要な数の呼び出しを作成できます。
複数ジョブ呼び出しの作成について詳しくは、複数のジョブ呼び出しを参照してください。
- サーバー・ジョブとジョブ・シーケンスのトレース・オプションを設定します。詳しくは、トレース・オプションの設定を参照してください。
- オペレーショナル・メタデータの生成に関するプロジェクトのデフォルト設定をオーバーライドします。
これは、ジョブの実行、検証、またはスケジューリングを行うときに自動的に表示される「ジョブ実行オプション」ダイアログ・ボックスから行います。
パラメーターの中には、デフォルト値が割り当てられているものがあります。
デフォルトを使用することも、別の値を指定することもできます。また、「デフォルトに設定」または「すべてデフォルト」をクリックしてデフォルト値を復元することもできます。画面の例では、デフォルト値は暗号化ストリングで、
アスタリスクで表示されています。ディレクターからジョブ・パラメーターに独自のデフォルト値を設定することも可能です。
ジョブ・パラメーターによっては、
日付やファイル名など各ジョブの実行時に入力が必要となる可変情報を持つものもあります。すべてのフィールドに適切な値を入力しなければ作業を続行できません。
ジョブ設計者が
ジョブ・パラメーターに関するヘルプ・テキストを設定している場合、
パラメーターを選択して「プロパティー・ヘルプ」をクリックするとヘルプを参照できます。
また、
このダイアログ・ボックスを使用して、
パラレル・ジョブの実行に影響を与える環境変数の値を設定できます。ジョブのデザイン時、環境変数をジョブ・パラメーターのリストに追加できます。
するとこのダイアログ・ボックスに、この実行用にこれらの変数の値を指定するように要求するメッセージが表示されます。環境変数は、$ 記号で識別されます。環境変数の値を設定するときに、次のいずれかの特殊値を指定できます。
- $ENV - 環境変数の値は、ジョブが実行される環境から取得されます。
- $PROJDEF - 使用されるアドミニストレーター・クライアントで定義された、現在のプロジェクトのデフォルトです。
- $UNSET - 環境変数の設定が解除されます。
注: ダイアログ・ボックスは、ジョブにパラメーターがある場合のみ「パラメーター」ページを表示します。