クライアントサイドの Notes 設定

このトピックでは、管理者がユーザーの Notes 設定に追加できる IBM® Client Application Access 固有のパラメータのリストを示します。

表 1. IBM Client Application Access パラメータ

パラメータ

目的

デフォルト

指定方法

BrowserUseHttpForiNotes

このパラメータは、セキュアな (https://) プロトコルまたは非セキュアな (http://) プロトコルを介して iNotes HTTP サーバーに接続するために役立ちます。

0

IBM iNotes サーバー URL が、例えば https://xyz.company.com である場合、このパラメータは必要ありません。ただし、URL が http://xyz.company.com である場合は、以下のパラメータを自分の Notes.INI ファイルに追加することが必要になります。

BrowserUseHttpForiNotes=1

BrowserAllowiNotesMail

ユーザーが IBM iNotes へのアクセス権を持たない場合は、このパラメータを使用します。この設定は、ユーザー ID が IBM iNotes を使用可能ではない場合にそのユーザーが IBM iNotes メールの使用を試みることがないように、IBM iNotes アイコン/メニューを表示/非表示にするために使用されます。

0

アイコン/メニューを非表示にするには、以下のように INI パラメータを設定します。

BrowserAllowiNotesMail=0

アイコン/メニューを表示にするには、以下のように INI パラメータを設定します。

BrowserAllowiNotesMail=1

NBP_UseIBMVerse

IBM Verse をデフォルトのメールクライアントとして使用します

0

[転送][ブックマークとして転送] のようなアクションでは、このパラメータが使用された場合、IBM Verse を使用してメールを作成します。

NBP_UseIBMVerse=1

NEM_DIALOG_ENABLELOGS

ダイアログがブラウザの背後に隠れる場合に、フォーカスのログファイルを取得します。

0

IBM Notes のダイアログがブラウザの背後に隠れる問題が発生する場合は、この設定を Notes.INI ファイルに追加した上で問題を再現し、console.log ファイルを IBM に送信してください。

NEM_DIALOG_ENABLELOGS=1

CopyAsTableHTMLSetting

[編集] > [コピー] > [表] オプションを使用して、Notes ビュー内で文書のリストをコピーすると、IBM Client Application Access はそのデータを HTML 表形式でクリップボードに入れます。Microsoft Outlook などのアプリケーションでデータを貼り付ける場合、このようにすると機能しない場合があります。

0

変更を指定するには、以下のオプションを使用します。

CopyAsTableHTMLSetting=0 (またはデフォルト) - これにより、DocURI (文書リンクアイコン) を持つ HTML として表がコピーされますが、Outlook で貼り付けを行うと、それらのリンクアイコンは失われます。リンクアイコンは、iNotes などの、DocURI をサポートするクライアントで使用可能になります。

CopyAsTableHTMLSetting=1 - これにより、DocURI (文書リンクアイコン) の代わりに「Notes リンク」というテキストを含む HTML 表としてコピーされ、それが貼り付けられると、DocURI の代わりに「Notes リンク」がリンクテキストとして含まれる HTML 表になります。

CopyAsTableHTMLSetting=2 - (HTML 形式なし) - 貼り付け動作が、Standard 版クライアントから貼り付ける場合と類似しているときに、HTML 表としてではなく Notes の表としてコピーします。