APF リストの指定

PROGxx および IEAAPFxx parmlib メンバーを使用すると、APF リストの形式および内容を定義でき ます。どちらのメンバーを使用することもできますが、IBM® では、PROGxx を使用することをお勧めします。IEAAPFxx に比べて次のような利点があります。
注: 両方のメンバーを使用することができますが、結果のリストが動的になる のは PROGxx の中で動的形式を指定したときだけです。

PROGxx で動的 APF リスト形式を指定する場合は、PROG=xx システム・パラメーターを指定して、IPL 時に現行の PROGxx parmlib メンバーを 1 つ以上設定できます。または、通常の処理中に現行の PROGxx parmlib メンバーを設定するために、オペレーターは SET PROG=xx コマンドを入力することができます。オペレーターが動的 APF リストを変更する目的 で SET PROG=xx コマンドを入力した場合、変更した APF リストがアクティブであるのは、現行の IPL の有 効期間中だけです。SET PROG=xx コマンドを使用して現行の PROGxx parmlib メンバーを指定する 方法については、「z/OS MVS システム・コマンド」を参照してください。

現在、IEAAPFxx parmlib メンバーを使用して APF リストを定義している場合には、IBM 提供の IEAAPFPR REXX exec を使用して、IEAAPFxx の形式を PROGxx 形式に変換することができます。