IEASYSxx (システム・パラメーター・リスト)

システム・パラメーターの指定は、IEASYSxx parmlib メンバーと、SPECIFY SYSTEM PARAMETERS メッセージに対するオペレーターの応答とを組み合わせ て使用することによって行うことができます。ただし、システム・パラメー ターを IEASYS00 メンバーの中、あるいは 1 つ以上の代替システム・ パラメーター・リスト (IEASYSxx) の中に入れることによって、オペレータ ーの介入をまったく必要としないか、またはほとんど必要とせずに、迅速な 初期設定を行わせることができます。

IEASYS00 は、IPL を行うごとに変わらないインストール先のデフォルト値 またはパラメーターを置くのに最も適した場所です。システム・プログラマ ーは IEASYS00 にパラメーターを追加したり、この中のパラメーターを変更 できます。一方、代替 IEASYSxx メンバーには、例えばある作業シフトから別の作業シフトへと変わるごとに変更する必要のあるパラメーターを入れてください。

IEASYS00 メンバーまたは IEASYSxx メンバーを使用することにより、IPL 時のオペレーターの介入 を最小限に抑えることができます。IEASYS00 は自動的に読み取られるので、オペレーターは SPECIFY SYSTEM PARAMETERS に対して ENTER または 「U」で応答することができ、エラーが発生してプロンプトが出る場 合を除いて、パラメーターを入力する必要はありません。

parmlib でシステム・パラメーター・リストを使用する主な利点は、2 つあります。
IPL のために IEASYS00 以外のパラメーター・リストを指定するには、次の 1 つを行うことができ ます。

IEASYSxx parmlib メンバーおよびシステム詳細設定の詳細は、ステップ 2. システム・パラメーターの指定場所の決定を参照して ください。