組み込みルーチンとビューを使用するための許可

すべての組み込みルーチンとビューの実行には、特定の特権が必要になります。

組み込みルーチン

SYSPROC スキーマのすべての組み込みルーチンは、ルーチンに対する EXECUTE 特権を必要とします。 次の照会を使用して、許可 ID あるいは属するグループまたはロールが EXECUTE 特権を持っているかどうかを確認できます。
SELECT A.SPECIFICNAME, GRANTEE, GRANTEETYPE
   FROM SYSCAT.ROUTINEAUTH A, SYSCAT.ROUTINES R
   WHERE A.SCHEMA = R.ROUTINESCHEMA
     AND A.SPECIFICNAME = R.SPECIFICNAME
     AND A.SCHEMA = 'SYSPROC'
     AND R.ROUTINENAME = 'routine_name'
     AND A.EXECUTEAUTH <> 'N'
ここで routine_name は、 組み込みルーチンの名前です。
ユーザーの許可 ID、またはユーザーが属しているグループあるいはロールが GRANTEE 列にリストされている場合には、指定の組み込みルーチンに対するアクセス権があります。

組み込みビュー

SYSIBMADM スキーマ内のすべての組み込みビューについて、ビューに対する SELECT 特権が必要です。 次の照会を使用して、許可 ID あるいは属するグループまたはロールが SELECT 特権を持っているかどうかを確認できます。
SELECT GRANTEE, GRANTEETYPE
   FROM SYSCAT.TABAUTH
   WHERE TABSCHEMA = 'SYSIBMADM'
     AND TABNAME = 'view_name'
     AND SELECTAUTH <> 'N'
ここで view_name は組み込みビューの名前です。
ユーザーの許可 ID、またはユーザーが属しているグループあるいはロールが GRANTEE 列にリストされている場合には、指定の組み込みビューに対するアクセス権があります。