large_aggregation - 大規模集計構成パラメーター
このパラメーターは、集約関数の Db2® によって返されるデータ・タイプを制御するために使用されます。これにより、あるバージョンの Db2 から別のバージョンへのスムーズなマイグレーションが可能になります。 large_aggregation 構成パラメーターにより、COUNT、SUM、および AVG の集約関数での大きなデータ・タイプの使用が有効または無効になります。
- 構成タイプ
- データベース
- 適用
- パラメーター
- 構成可能 (データベース接続が必要)
- 伝搬クラス
- 接続注: 集計動作の変更は、データベースが非アクティブ化されてから再アクティブ化された後に有効になります。
- 接続
- デフォルト [範囲]
- Db2 または Db2 on Cloudの場合:
- No [Yes; No]
- BigSQL、 Db2 Warehouse on Cloud 、または IAS の場合:
- Yes [Yes; No ]
- Db2 または Db2 on Cloudの場合:
使用上の注意
large_aggregation 構成パラメーターの値を変更すると、以下に示すように COUNT、SUM、および AVG の関数によって返されるデータ・タイプが変更されます。 新しいデータ・タイプを処理するには、こうした関数が特定のデータ・タイプを返すことが必要となるように作成されているアプリケーションを最初に変更しなければなりません。 構成パラメーターの値の変更は、 Db2 インスタンスが再始動されると有効になります。
- COUNT
- large_aggregation 構成パラメーターを
NO
に設定する場合、COUNT 関数はデータ・タイプ INTEGER の値を返します。 large_aggregation 構成パラメーターをYES
に設定すると、COUNT 関数はデータ・タイプ DECIMAL (31,0) の値を返します。 - SUM
- SUM 関数は、large_aggregation 構成パラメーターの値に基づいて以下のデータ・タイプを返します。
- AVG
- AVG 関数は、large_aggregation 構成パラメーターの値に基づいて以下のデータ・タイプを返します。