cf_sca_sz-共用通信域構成パラメーター

この共用通信域 (SCA) 構成パラメーターは、 クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) で SCA によって使用されるメモリー・サイズを決定します。 SCA はデータベース・エンティティーごとにあります。これには、表、索引、表スペース、およびカタログに関するデータベース規模の制御ブロック情報が含まれます。

構成タイプ
データベース
適用
Db2® pureScale® 環境
パラメーター・タイプ
オンラインで構成可能
デフォルト [範囲]
AUTOMATIC [AUTOMATIC、2048 - 1073741824]
単位
ページ (4 KB)
割り振られるタイミング
任意の Db2 メンバーのデータベースが最初に活動化されたとき
解放されるタイミング
データベースがドロップされたとき、または CF サーバーが停止したとき

cf_sca_sz パラメーターを AUTOMATIC (デフォルト) に設定すると、任意のメンバーのデータベースが最初に活動化されたときに、Db2 データベース・マネージャーによってメモリー値が計算され、基本的なデータベース操作に十分な値になります。 SCA に対して正確なメモリー・サイズを構成する場合、cf_sca_sz パラメーターを固定数値に設定することができます。

SCA サイズの現行値は、GET DB CFG SHOW DETAIL コマンドを実行することによって取得できます。 cf_sca_sz パラメーターを AUTOMATIC に設定する場合、SHOW DETAIL 節によって、SCA の計算値および割り振り値が表示されます。

SCA メモリーがデータベース操作によってすべて消費される場合、メモリー不足エラー・メッセージが返されます。 この場合、cf_sca_sz パラメーターに設定する値を高くすることにより、SCA のサイズを増やすことができます。

詳しくは、 データベースの クラスター・キャッシング・ファシリティー ・メモリーの構成 を参照してください。