mon_act_metrics - モニター用アクティビティー・メトリック構成パラメーター

このパラメーターは、データベース全体のアクティビティー・メトリックの収集を制御し、 Db2® ワークロード定義に関連付けられた接続によってサブミットされるアクティビティーに影響します。

構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
  • オンラインで構成可能
注: mon_act_metrics パラメーターをオンラインで変更した場合、新しいアクティビティーのみが更新された値を使用します。 既存のアクティビティーには影響しません。
デフォルト [範囲]
BASE [NONE, BASE, EXTENDED]
アップグレードに関する注意事項
  • 9.7 より前に作成され、 9.7 以上にアップグレードされたデータベースでは、 mon_act_metrics パラメーターはデフォルトで NONE に設定されています。
  • Db2 バージョン 9.8 フィックスパック 4 pureScale 以前の環境からアップグレードする場合、 mon_req_metrics の値はメンバー 0 での値に設定されます。

この構成パラメーターを BASEに設定すると、アクティビティーをサブミットした接続が関連付けられている Db2 ワークロードに関係なく、データ・サーバー上で実行されるすべてのアクティビティーについてアクティビティー・メトリックが収集されます。

この構成パラメーターを EXTENDED に設定した場合、BASE 設定の場合と同じメトリックが収集されます。 さらに、以下のモニター・エレメントに関して報告される値は、より高い細分度で決定されます。
  • total_section_time
  • total_section_proc_time
  • total_routine_user_code_time
  • total_routine_user_code_proc_time
  • total_routine_time
EXTENDED 設定がこれらのモニター・エレメントに与える影響については、モニター・エレメントの詳しい説明を参照してください。

この構成パラメーターを NONEに設定すると、COLLECT ACTIVITY METRICS 節が BASE に設定されている Db2 ワークロードに関連する接続によってサブミットされたアクティビティーのサブセットについてのみ、アクティビティー・メトリックが収集されます。

以下のモニター・インターフェースではアクティビティー・メトリックがレポートされます。
  • MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS
  • MON_GET_ACTIVITY
  • MON_GET_ACTIVITY_DETAILS
  • MON_GET_PKG_CACHE_STMT
  • WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES
  • パッケージ・キャッシュ・イベント・モニター
  • アクティビティー・イベント・モニター
これらのインターフェースを使用する場合は、mon_act_metricsNONE 以外の値に設定することを検討してください。 各インターフェース・トピックには、レポートされるモニター・エレメントのリストと、モニター・エレメントを mon_act_metrics データベース構成パラメーターで制御するかどうかの詳細が示されています。