RESET DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンド

RESET DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンドは、 データベース・マネージャー 構成ファイル内のパラメーターをシステム・デフォルトにリセットします。 この値は、ノード・タイプに基づいたデフォルト値にリセットされます。

許可

SYSADM

必要な接続

なし、またはインスタンス。 インスタンス接続は、ローカル・データベース・マネージャー構成操作を実行する場合には必ずしも必要ではありませんが、リモート・データベース・マネージャー構成操作を実行する場合には必須です。 リモート・インスタンスに対するデータベース・マネージャー構成を更新するためには、 最初にそのインスタンスにアタッチする必要があります。 構成パラメーターをオンラインで更新する場合も、まずインスタンスにアタッチする必要があります。

コマンド構文

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramRESET DATABASE MANAGERDB MANAGERDBMCONFIGURATIONCONFIGCFG

コマンド・パラメーター

なし

使用上の注意

このコマンドは、インストール・プログラムによって設定されたすべてのパラメーターをリセットします。 これにより、 Db2®の再始動時にエラー・メッセージが返されることがあります。 例えば、 svcename パラメーターがリセットされた場合、 Db2を再始動しようとすると、ユーザーは SQL5043N エラー・メッセージを受け取ります。

このコマンドを実行する前に、 GET DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンドからの出力をファイルに保存して、既存の設定を参照できるようにします。 その後、 UPDATE DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンドを使用して個々の設定を更新できます。

インストール・プログラムで設定される svcename パラメーターの、ユーザーによる修正は推奨されません。

データベース・マネージャー 構成パラメーターのリストを表示または印刷するには、 GET DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンドを使用します。 構成可能なパラメーターの値を変更するには、UPDATE DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンドを使用してください。

これらのパラメーターについての詳細は、 構成パラメーターおよび個々のパラメーターについてのサマリー・リストを参照してください。

データベース・マネージャー構成ファイルへの変更の一部は、 ファイルがメモリーにロードされた後にのみ有効になります。 オンラインで構成できるパラメーターと構成できないパラメーターについては、 構成パラメーターの一覧をご覧ください。 即時にリセットされないサーバー構成パラメーターは、 db2start の実行中にリセットされます。 クライアント構成パラメーターの場合、パラメーターは次にアプリケーションを 開始するときにリセットされます。 クライアントがコマンド行プロセッサーである場合は、 TERMINATE を呼び出すことが必要です。

エラーが発生した場合、 データベース・マネージャー 構成ファイルは変更されません。

チェックサムが無効な場合、 データベース・マネージャー 構成ファイルはリセットできません。 このような状況は、適切なコマンドを使用せずに手動で構成ファイルが編集された場合などに発生します。 チェックサムが無効な場合は、インスタンスを再作成する必要があります。