ドライバーおよび CLPPlus のパスワード規則
Version 10.1 フィックスパック 2 より、ODBC、CLI、.NET データ・プロバイダー、および CLPPlus インターフェースは、0x20 から 0x7E のコード範囲の ASCII コードを含むパスワード値をサポートします。
この文字範囲のサポートは、以下の制約の対象となります。
;
文字、ASCII コード 0x3b は、パスワードとしての使用がサポートされていません。- DRDA プロトコルに従って、先頭もしくは末尾にスペース文字 (ASCII コード 0x20) を含むパスワードは、データベース・サーバーに渡されるより以前に、それらの先頭もしくは末尾のスペース文字が削除されます。
- CLPPlus 環境では、以下の文字を含むパスワードは CONNECT コマンド構文で使用する場合、引用符で囲む必要があります。
@
、ASCII コード 0x40、/
、ASCII コード 0x2f、:
、ASCII コード 0x3a。
- パスワードに指定される文字は、プログラミング言語の制限の対象となります。 プログラミング言語の制限には、特定のプログラミング言語で区切り文字として使用される予約文字、またはエスケープ文字として使用するのに必要な文字を含みます。
例
- この例では、CLPPlus CONNECT コマンド構文で特殊文字を使用する方法を示しています。
connect TESTPASS6/'password@:A'@localhost:50000/sample
- この例は、プロンプト・モードでは、CLPPlus 環境でパスワードを引用符で囲む必要がないことを示しています。
SQL> connect TESTPASS6@localhost:50000/sample Enter password: ***********