ダンプ・ファイル

ダンプ・ファイルは、エラー発生時に問題を診断するのに役立つと思われる追加情報 (内部制御ブロックなど) がある場合に作成されます。 ダンプ・ファイルに書き込まれるデータ項目はそれぞれ、問題の判別に役立つようにタイム・スタンプが関連付けられています。 ダンプ・ファイルはバイナリー・フォーマットで、 IBM ソフトウェア・サポート担当員を対象としています。

ダンプ・ファイルが作成または追加されると、書き込まれたデータの時刻およびタイプを示した項目が db2diag ログ・ファイルに作成されます。 これらの db2diag ログ項目は、以下の例のようになっています。

2007-05-18-12.28.11.277956-240 I24861950A192 LEVEL: Severe
PID:1056930 TID:225448 NODE:000 Title: dynamic memory buffer
Dump File:/home/svtdbm5/sqllib/db2dump/1056930.225448.000.dump.bin
注: パーティション・データベース環境の場合、ファイル拡張子はパーティション番号を識別します。 例えば、以下の項目は、ダンプ・ファイルがパーティション 10 で実行されている Db2® プロセスによって作成されたことを示しています。
Dump File: /home/db2/sqllib/db2dump/6881492.2.010.dump.bin